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再生エネルギー7年後に38%目標達成できるのか
2022年11月25日 13:30
かつて省エネや環境に配慮していた日本は、世界の注目を浴びていた。
それが東北大震災で一変した。
CO2を排出しない原発がほとんど稼働休止に追い込まれ、代わって火力発電が先進国の中では
電源構成率の占める割合が多い国となった。
再生エネルギーの電源構成率が昨年初めて20%を超えたと日経に記載されたが、喜んではいられない。
欧州は軒並み再生エネルギーの電源構成率が高い。ドイツ43.6%、イギリス43.1%といった類い
火力(特に石炭)発電が多いのではと推測される中国ですら27.7%である。環境後進国といわれた
中国にも負けている。(まあ日本の特殊事情もあるから仕方ない面もある)
日本と同じ位なのはアメリカでほぼ同率である。
元々アメリカは石油や天然ガス資源に恵まれているから使いたくなるだろう。
再生エネルギーでも太陽光は大幅な伸びはもう期待出来ない。
もし大幅な伸びを期待するならペロブスカイト型の太陽光が耐久性や湿度といった弱点を
克服して、市場に出回ってくればの話だ。
風力発電が一番期待できるが、遠浅の海を持たない日本は浮体式に絞られる。
当面秋田沖などの遠浅の海岸を持つ地域に着床式を根付かせ、
戸田建設らが開発している浮体式の技術開花を待つしかない。
風力発電が全電源の中で太陽光と同じ8%程度になるまで
10年とかの時間を要するだろう。
因みに風力発電は2021年1%にも届かず0.9%だ。
いずれにしても環境に配慮した電力が2030年までに政府目標38%に届くまでの道のりは厳しい。
現実もう2022年は後2か月余りだから、あと7年で38%という事になる。難しいねー
原発は住民の反発もあり、現行10基だが予定されている4基で合計14基以上にはなる。
ただそれ以上伸ばすのは現実的ではないかも知れない。
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