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「ONODA 一万夜を越えて」レビュー☆

2022年09月29日 00:33

「ONODA 一万夜を越えて」レビュー☆

遠藤雄弥津田寛治主演他。1974年、ある青年旅行者(仲野太賀)は、幻の日本人小野田寛郎遠藤雄弥/津田寛治)に会いにフィリピンに向かう。時を遡ること約30年前、秘密戦の特殊訓練を受けた小野田フィリピン・ルバング島にて秘密戦にゲリラ戦を指揮するよう命令を受けジャングルに潜伏していた。小野田は上官の谷口イッセー尾形)から言い渡された「君たちには、死ぬ権利はない」という言葉を胸に、ジャングルでの壮絶な日々に対峙していたのだった・・・。日本での終戦後もなお、秘密戦の任務を遂行するため、約30年間、フィリピンルパング島で見えない敵と戦い続けた小野田寛郎という男。彼は何を信じ、何と戦い、そしてどう生き抜いたのか。日本現代史に残る衝撃の史実より着想。家族の愛、友との誓い、そして生きる意味を突き付けられる物語。

5/10点!!ドラマは何度か観たことがありますが、本作はフランス映画で、映画で小野田さんが描かれるのは初めてなのだそうです。なぜ?ハードモード過ぎるのがずっと続く重たい映画だから?ドラマ子どもの頃に観たことがあるけれど「30年間終戦を知らなかった男性の軍人の帰還」という出来事自体がインパクトがあり過ぎて、小野田さん自身の人となりはいわゆる典型的日本軍人としか描かれていなかった気がします。当時の日本に、秘密戦の特殊訓練兵なんてマーベルみたいな人たちがいたかはわからないけれど、小野田さんがチンピラ、ごろつきなどを集めた特殊兵という設定は初めましてで興味深かったです。太賀を見つめる津田さんの目つきがまさに武士のそれで、物言わずとも流石の名演だと思いました。小野田さんと仲間1人が勘違い論を展開していく様はカンヌでは笑いが起きたみたいですが、ハードモード過ぎて笑えない・・・。最後の仲間が殺されちゃった件りとか、気持ちを想像したらもう胸が潰れそうでした。太賀演じる旅行者に「野生のパンダ雪男小野田さん」と同列に並べられているのは笑えました。小野田さんが戦地に赴くまでの件りがあるからこそ、これまで物語に深みが生まれているのだけれど、上官と歌の件りとか眠くなるのも事実で、上映時間も長いのでもう少しテンポよく描けたのではないかなと感じました。今の若い子は小野田さんの存在自体知らない可能性もあるので、知らないなら絶対に観た方が良い作品です。2021年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2022年09月29日 07:44

    是非、、観たい~(*´∀`)

  • ユリ 2022年10月01日 01:01

    > はらぺこさん
    ユーネクストで観ました~。

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