- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「さくら」レビュー☆
2022年09月28日 00:32
北村匠海主演他。それでも、僕たちはずっと生きていく。音信不通だった父(永瀬正敏)が2年ぶりに家に帰ってくる。長谷川家の次男・薫(北村匠海)は、その年の暮れに実家へと向かった。けれど兄の一(吉沢亮)の姿はない・・・。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりを繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹・美貴(小松菜奈)の誕生、家族の一員となる犬・サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋・・・長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々。やがて壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡ようなの出来事が、大晦日に訪れようとしていた―。ヒーローだった兄の死から2年―ありふれた家族のきれいごとじゃない物語。
6/10点!!西加奈子作品は読めるけどクリーンヒットなものが少ないので本原作も未読です。本作もこう、人間の言葉にしにくいもやもや、ドロドロ感情を描いているけれど、本当にありふれた家族の延長戦上にあるものとして描かれているので、どこかしらピントを合わせられる作品となっています。恋愛ではなく家族を描いているからかな?序盤から結構ハードモードな家族でちょっと引いちゃうけれど、美貴の心の内はどうなんだろう?後悔?逢いたい?どっち寄りなんだろう?両親は気づいていたけど、そこまでとは思ってなかったのかな?心の内が見えないって不気味ですよね。ほんの少し、何ミリかのズレにも気づけないままになってしまう・・・。自分の気持ちと同じくらい相手の気持ちを大事に出来たら、世界は優しくなるのかな?さくら=犬はメインで描かれているわけじゃないけれど、動物の温かさに救われたり勇気をもらったり、それでも乗り越えられないものがあったりという人生を絶妙に表現していたと思います。なかなか、観る気が起こらなかったけれど、良い作品でした。2020年公開。
このデジログへのコメント
思いのほか、、良かったですよね(*´-`)
> はらぺこさん
こういう展開にいくと思わなかったので、驚きました。
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