- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「トンマッコルへようこそ」レビュー☆
2020年05月17日 01:59
笑顔が一番つよいのです。トンマッコル村は争いを知らない、子供のような純粋な村。自然と共に暮らし、笑顔が絶えないこの村に偶然迷い込んだ敵対する兵士たち。彼らは互いに銃を突付け戦闘状態でも、村人たちはのんびり暮らしていた。じゃがいもの収穫を心配し、イノシシに追いかけられたりする日常生活はぜんぜん変わらない。あたたかい村人たちの暮らしにいつしか憎み合うことのバカらしさを感じた兵士たちは、自然を楽しみ皆でお祭りをして騒いだのだ。しかし、一方でトンマッコルに重大な危機が迫っていたのだった。トンマッコルに3組のお客さんがやってきた。1800万人が笑って泣いた、感動のエンタテインメント!
10/10点!!初見です。撮り方が独特で、笑えるシーンは泣けるシーンで、自然と皆の表情が優しくなる作品でした。久石譲の音楽に乗せたファンタジーな世界観の中で、兵士たちの敵対心という鎧がハラリハラリと脱げいくのが、とても心地良かったです。イノシシ捕縛捕食シーンと軍服が並んで干されていく物干し竿、芝ソリ、あと、ピョ少尉(シン・ハギュン)が優しさがよくわかる過去シーンも好きでした。こういう映画を観るたびに「世界がもし100人の村だったら」と思ってしまいます。もし、そうなら、喧嘩をしているのは2~3人で残りの97人で彼らを全力で止めるはずなのにと。ストーリー展開の意外性はないけれど、それぞれの兵士たちのキャラクターがしっかりしていて、ちゃんと見分けられるし、だからこそ彼らを好きになり、予想通りのクライマックスがちゃんと悲しいです。名作をずっと後回しにしていて、もっと早く観ておけばよかった!と思う最高のヒューマンドラマでした。2006年公開。
このデジログへのコメント
ベトナム戦争でベトコンが唯一、恐れた敵は
「韓国軍」だったとか。 村は丸ごと全滅…
コリアン人情は優しい、それ故に怒ると強い
> まんかつさん
韓国の軍事訓練半端なく厳しいって言いますもんね。この監督、本作を含めて2作くらいしかないので、もっと観てみたいのにどうしてるんだろう?と思っています。
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