- 名前
- ユリ
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「blank13」レビュー☆
2020年05月07日 00:12
高橋一生主演他。13年前に突然失踪した父(リリー・フランキー)が余命3ヵ月で見つかった。借金を残し消えた父に母(神野三鈴)と兄(斎藤工)は会おうとはしなかったが、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶が忘れられないコウジ(高橋一生)は病院へ向かい再会を果たす。しかし、2人の間にある13年間の溝は埋まらないまま、父はこの世を去ってしまう。果たして父は13年間なにをしていたのか?もう取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく・・・。独自の世界観で描く、齋藤工長編初監督作品。
3/10点!!70分しかないので中短編に近いかな。記憶に最後まで残る音を印象的にピックアップしていて、家族側の登場人物たちの台詞や声は極力少ないです。毒親までいかないけど(いくか)、こういう親を持つ子どもはきっと親が死ぬまで、もしかしたら死んでからも、期待を捨てくれないのではないかと思わせられる作品でした。ただ、コウジは父との良い思い出があり見舞いに行きますが、母にも父との良い思いではコウジ以上にたくさんあるはずなのに、いかないのかー、血縁と他人、男と女の違いかな?と考えながら観ていました。参列者たちは少し奇をてらい過ぎな感じがして、もう少し普通の俳優を入れても良かったかも。変な人大集合みたいになってました。兄が隣の葬式のサクラを見送る様子や、ラストにコウジが父から父になる自分、未来の我が子へ思いをシフトしていく表情が上手くて、良かったです。葬儀場のPRムービーみたいな。ストーリーがそんなに面白いわけではないので、俳優力で見せている作品です。2018年公開。
このデジログへのコメント
13は「限界、再生」を暗示?
憶測ですが
良い時があればこそ、悪い姿は見たくない
美しかった俳優の老姿に落胆するみたいな
人柄の良さならば、なおさらかと思えます
幼子は父の雄姿知らず、人懐こい時に別離
> まんかつさん
本作の13は空白の13年間をさしますが、「限界、再生」という意味もあるのですか?期待しても傷つくだけだって頭ではわかっているのに希望を捨てきれないのってなんでなんでしょうね。
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