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「リトル・フォレスト 冬・春」レビュー☆

2020年04月26日 03:23

「リトル・フォレスト 冬・春」レビュー☆

橋本愛主演他。生きるために食べる。食べるためにつくる。“小森”は東北のとある村の小さな集落。いち子は一度街に出て男の人と暮したりもしたが、自分の居場所を見つけられずひとりでここに戻ってきた。「言葉はあてにならないけど、わたしが体で感じたことなら信じられる」と思い、稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から食事を作って食べる毎日。甘酒カボチャの3色ケーキ子どもの頃から大好きな出来立てアツアツ納豆もち、ふきのとうでつくるばっけ味噌・・・母のレシピを作りながら、今までの自分、これからの自分を思い、心が揺れ始めるいち子。「わたしは、ちゃんと向き合えなくて、それで小森に帰ってきたんだな・・・」そんなある日、1通の手紙が届く。それは5年前に突然失踪した母・福子(桐島かれん)からの手紙だった―。自然の恵みを食べて、生きる力を充電する春夏秋冬の4部作完結編。

7/10点!!「夏・秋」から少し間を空けて鑑賞。橋本愛ちゃんは表情演技が得意ではないと思っていましたが、一年間かけて撮ったからか「夏・秋」の危なげな表情から最後は凛々しい表情になっていて、いち子の成長を頼もしく素敵だと思いました。冬と春のバイカラーな景色や自然が美しく、物語なのですが、自然ドキュメンタリーを観ているような癒しでした。いち子、ユウ太、キッコ、それぞれに考え方が違うのですが、どれもうなずけるものがあり、良いなぁと思ったり。野草天婦羅、ばっけ味噌、ノビルのパスタジャガイモサラダ、どれも美味しそうで食べたい~でも、都会では手に入らない野草多くて残念(>_<)「冬」編は食べたことのないお料理が多かったせいか、物語的にも映像的にも躍動感があるからか、ながら観しようと思ってたのに、しっかり集中して観ちゃいました。2015年公開。

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