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「ロマンスドール」レビュー☆

2020年02月02日 03:11

「ロマンスドール」レビュー☆

高橋一生蒼井優主演他。妻を愛して“嘘”をついた。夫を愛して“秘密”を持った。一目惚れをして結婚した園子(蒼井優)と幸せな日常を送りながら、ラブドール職人であることを隠し続けている哲雄(高橋一生)。仕事にのめり込むうちに家庭を顧みなくなった哲雄は、恋い焦がれて夫婦になったはずの園子と次第にセックスレスになっていく。いよいよ夫婦の危機が訪れそうになった時、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける・・・。純愛×性愛×ドールタナダユキが描くラブドール職人と、一目で恋に落ち結婚した妻との10年間。

9/10点!!原作読んでます。間違わない人間より、間違ってしまう人間の方が、どうしようもなく切実に愛おしく感じてしまうのは、何故なのだろう?その答えをこの夫婦が生きていると感じました。あと、相川さん(きたろう)の娘とのエピソードも(;_;)哲雄と園子が二人でいる違和感のない空気感がしっくりと心地好くて、嘘や秘密があっても素敵な夫婦だな、ずっと観ていたいなと浸っていました(*^¬^*)高橋さん蒼井優ちゃんとタナダユキ監督の相性の良さと匠の技かなと(*^^*) 原作はそこまで印象に残っていなくて、でも映画は中盤から静かに涙が頬を伝い続ける感じで、園子の文字通り‘命懸け’で相手を愛し求めることや、哲雄の‘永遠’という言葉の概念の持つ力にひれ伏すというか、それでいて、フワフワした軽さも消えないタナダ監督の世界観が好きだなと改めて思いました。本当にシンプルラブストーリーなので、二人でいる時の高橋さんエロさがこぼれてしまった表情とか、素を垣間見ているかのような演技が良くて、蒼井優ちゃんはきっとどこまで分かりやすいオープンな役を演じても彼女の持つミステリアスさは消えないんだろうなと思いました(笑)ファンタジーの中にも生々しい表情のあるお話なので、蒼井優ちゃんはスッパリ脱いだ方がより感情に迫れたと思い、そこだけが残念かな。日常を大事に、大事にしているものをちゃんと大事に生きているつもりですが、改めて永遠ではないんだよと、もっと濃密に愛し寄り添いたいなと思わせてくれる素敵なラブストーリーです(*^^*) 2020年公開。

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