ヰタ・セクスアリス　（これにピンときた貴方はエライ！）

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　ラテン語『vitasexualis』から採ったタイトル、訳せば「性欲的生活」でしょうか。森鴎外の小説です。　哲学者が、自らの性的体験について哲学的視点から考える、という内容。

　たしか多感で好奇心満々の高校生の頃になにかで知って、文庫本で買ったような記憶があるのですがツンドクになってしまったのか、内容についてまったく記憶がありません。そこで冬の夜長、青空文庫で読み始めています。まだ侍の影がのこる、明治初期の描写なかなかピンとこないところもありますが、だいたいは理解できています。なかなか興味深いので読み進めています。ちなみに性描写はありません！

　僕はふいと立って台所に出た。そこでは書生と下女とが話をしていた。
　『女の器械は何時でも用に立つ。心持に関係せずに用に立つ。男の器械は用に立つ時と用立たない時とある。好きだと思えば跳躍する。嫌だと思えば萎靡して振るわない』というのである。下女は耳を真赤にして聴いていた。

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　最近の日記で自身を「オクテ」と書き、たしかにその通りなんですが、よくよく想いだしてみるとものごころついたころから「自慰」をしていたり。自らの性的体験を振り返るのも意義があるかも、とおもいだし始めています。少し書いてみましょうか....。


今夜の BGMは、図書館で借りたCD 『オーボエの世界』（モーリス・ブルク/若尾　圭介）から、
　サン=サーンス 【デンマークとロシアの歌によるカプリス Op.79】
　上林　裕子　　【２つのオーボエとピアノのための「街の灯」】


本日の動画は　Macavity the Mystery Cat

https://www.youtube.com/watch?v=Ny-Lko5lO-0&list=RDywFbpDjpZno&index=2