恋のキッカケは冬！　（その３）

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　星夜の屋上ランデブー以降、お互いの関係性がガラッと変わったように思えました。挨拶みたいなキッスやハグに慣れてない日本人の中でも、さらに女性とのお付き合いになれていなかったオクテのわたしにとっては、世の中が変わったような大事件でした。お互いの体温を感じながら唇を重ねていると、時間がとまったように感じられました。しかし、冷静に観察するとキスってとても『不思議』な行為のような気がします。

　それからは会う時間も増えていきました。示し合わせたわけではないけれど、朝ファーストフード店で出勤前の10分とか、夜の飲み会のあと送って行ったり。映画を観たり、たしか新宿のCatsテントにも行きました。楽しかった。

　しかし彼女には家族公認の婚約者がいると言う噂は、いつの頃からか耳に入っていました。その人は同じ会社のフロアの向こうの方にいました。でも、そんなことはどうでもよかったと思ってる私がいました。

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　ここまでスマホで書いて、この続きのような内容を９年前にここに書いてることを思い出しました。2010/10/30 ずいぶん前です。そんな訳でこのお話はここで終わりとします。昔のことは想いでの中に閉じ込めて、いまからを、かな。また『大事件』みたいな恋がしたいです(笑)。

今夜の BGMは、当時一緒に観た映画の一つ、『Against All Odds』フィル・コリンズの歌がヒットした『カリブの熱い夜』からタイトル曲。（万に一つのチャンスだとしても、それに賭けてみたい！）

https://www.youtube.com/watch?v=qYgIu3wmA8U