- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
よ・・・読めない・・・
2018年09月25日 18:28
人は、それを運と呼びます。
そして、それらを寄せ付ける私を、「強運の持ち主」と呼びます。
ですが、
それを私が、望んでないとしたら?
それらはたまたま、私の目の前に現れたのだとしたら
もしあなただったら、どうしますか?
バンクーバーから飛行機に乗り
依頼主である、お母さまが用意してくださったのは
ビジネスクラスのチケット
行きも帰りも快適な空の旅が出来て、本当に幸せでした
で、無事ヒースローに到着し
飛行機から降りるのが、たまたま私が一番最初
ドアを越え、通路を歩くと
その先に、クーフィーヤを着けた男性が数名と、スーツにクーフィーヤの男性が大多数
これ以上進めないので、その場で停まって待つ事2.3分
私の横に立つ男性が、にこやかな笑顔を向けてきたので
私「Hello! Do youeatcandy?」
(こんにちは!アメ食べますか?)
と、バッグからアメを取り出し
(カナダ入国の際は食べ物持ち込み禁止だったのに、出てく時は問題ないという、この理不尽さ)
男性に向けると
横のスーツ姿の男性に、手をペシっと叩かれ、アメが床に落ちました
(何で叩くのさ失礼だな)
と思いつつも、落ちたアメを拾うと
にこやかだった男性が、私の手を叩いた男性を何語かで怒鳴りはじまりました
何が起きたかわからないまま、立ち尽くしていると
お偉いであろう男性「ごめんなさい。彼があなたに失礼なことをしました」
(会話は英語です)
と、代わりに謝ってくださいました
私も、特段気にすることでもないので
私「気にしてないですよ、アメを食べますか?カナダで買ったアメですよ」
と、再度勧めると
白い包装のアメを手に取り「これを貰います、ありがとう」と言ってくれました
それがきっかけで、カナダで何をしてきたとか娘がお留守番してて8歳だとか話していると
私と隣り合って話す、お偉そうな男性との間に入り込もうとする
先ほどのスーツの男性
ははーん、この人SPとかだな
私がテロリストとかだったら危ないから、間に入ろうとするんだな?
と理解した私は、ゆっくり距離を開けようとすると
無常にも私へ近づいて話を続けようとする、お偉そうな男性
やっと集団が進み始め、私もお偉そうな男性も歩きながら話していると
お偉そうな男性「私は仕事でブリテンに来ました。あなたは?」
私「私はロンドンで弁護士事務所の事務員をしています。」
私「娘は8歳で、○○大学に入学したんですよ」
(超わが子自慢しておきました)
と話は盛り上がり
いつの間にやら、そしていつ通り越えたのやら
入国ゲートが後ろに
やべっパスポート見せてない
と思った私は、戻ろうとすると
お偉い男性が私からパスポートを取り上げ
お偉そうな男性「私がやります。あなたはスタンプ欲しいでしょ?」
とだけ言い、たくさんの取り巻きの一人に私のパスポートを渡しながら、二言三言何語かで話しかけ
言われた男性は、私のパスポートを持ってゲートへ逆戻り
わっ・・・
私のパスポートぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
と、心配したのもわずか1.2分
先ほどの男性が、私のパスポートを持って再び戻り
スタンプが押されたパスポートを私に
お偉そうな男性にお礼を伝えつつ、カーテシー(膝を落とす、イギリス淑女の挨拶)を実行
そして、私は大和撫子なので
深々とお辞儀をして、今度は日本語でお礼(英語で翻訳を伝えながらです)
それに喜んでくださったのか
ここで初めて、お互いが自己紹介
私「私は○○イチゴといいます。日本人で、今はロンドンで働いてます。娘はイギリス生まれで
・・・」
お偉そうな男性「私は○○です。仕事で2日だけロンドンに滞在します。」
私「×○さん?」
(この方の発音が、小さい音が含まれた感じの言い方をするので、そう聞こえました)
お偉そうな男性「いやいや,○○。英語でこう書きます」
と、付き人さんが出すメモにサラサラっと綴りを書いて教えてくれました
そして、別の付き人さんに何語かで話をすると
白い封筒を取り出し、サラサラとサインらしきものをして
○○さん「あなたへの招待状を送ります。ロンドンでお食事をします。あなたは家族や大切な友人らと出席してください。私は待っています、あなたが出席することを望みます」
と、とても丁寧な英語で伝えてくれました
ありがとうございます、と受け取り
バッグにしっかりしまって、その場でとりあえずバイバイ
で、一応私の所在も伝えねば、と
引き返して私の名刺を手渡し
再びバイバイして、荷物受け取りへ向かって
関税で手続きして
落ち着いたので、先ほど頂いた招待状を開けると
・・・
・・・
読めない・・・
フニャフニャチョンチョンばっかりで、文字だとは思えない
というか、これは何語なんだ
そういえば、○○さんのお国、聞いてなかった
・・・
ま、いいか
と、そのまま空港からロンドンの事務所へ直行
(今回のバンクーバー出張は、あくまでもお仕事なので報告&契約書を厳重保管しなければいけません)
事務所へ着いて、契約書もバッチリしまい、経費清算も完了し
ふとボスに「ボス、これ読める?」
と、先ほどの招待状を手渡し
ボス「これ、アラビア語かな?アラビア語なら副ボスが読めるはずだよ」
と、副ボスの下へ
同じ質問を投げかけると
副ボス「アラビア語だね、でも僕のアラビア語はあまり良くないよ。6段階評価の3段目だからね」
と言いつつ、読み上げてくれる副ボス
じっくり読み
じっくり、じっくり読み
じっくり、じっくり、じっくり読み
副ボス「イチゴ!これは誰から貰ったんだい?」
私「○○さんって男の人よ。」
副ボス「バーレーンのかい?」
私「バーレーンって何?」
副ボス「王国だよ!(Kingdom)F1とか中継するだろう?」
私「私、F1とか観ないからわからないですよ~。」
副ボス「君が話した○○という人は、王族だ!!」
私「はい?」
副ボス「サインに位が書いてあるんだよ!(※詳しくは書けません)」
私「ふぇっ」
(思わず気の抜けた日本語が出ちゃいました)
・・・どうやら、あの優しそうな○○さんは
私が一生縁のないであろう、王族
私、何も知らずアメあげちゃった
副ボス「イチゴ、ここをよく読んで」
私「私、この文字読めない」
副ボス「ココ!これが0(ゼロ)、で、これが1(ワン)」
私「へぇ~」
副ボス「どこを見てるの?いい?これは通し番号だよ?」
私「それがどうかしたの?」
副ボス「だから、この点がゼロなんだ、この縦の線がワン」
副ボス「君への招待状の通し番号が、00001なんだよ!」
私「それって・・・凄いの?」
副ボス「君はこの国で誰よりも先に、晩餐会に招待されたって証拠なんだ
この国のロイヤルファミリーよりも、もしかしたら先に」
私「・・・うそだぁ~(笑)」
少々、現実に私の頭が付いていけてません
たまたま込み合った、空港のゲートまでの通路で
アメをあげた人が、王族
これは、私が狙って行ったわけでなく
たまたまアメをあげてお話した方が、そうだっただけ
ちなみに、娘に言わせると
「ママは知り合うべくして知り合っただけ」で
リリーに言わせると
「ボス(私の事)はボンドガールなんでしょ!?」
と、私の運の強さ、引きの強さを賞賛するばかり
で、当の私はと言いますと
・・・おうちで家族団らんしたい・・・
まあ、美味しいお料理も出るだろうし
ドレス代、ボスが出してくれるし(ボスも出席したいから、ドレス代を私たち3人分出してくれるそうです)
とりあえず、今晩しっかり楽しんできます
このデジログへのコメント
何か凄すぎて言葉が出ませんや…
イチゴちゃんには人を惹き付ける何かが出てるんだよ、きっと♪
イチゴちゃんは、人を引き寄せるパワーが凄いんだね!
いつも自然体だから良いのかな?
凄すぎですσ(^_^;
でも これは運というより
今までのイチゴさんの様々な
積み重ねの結果と言うことですねo(^o^)o
楽しんできて下さい(o^^o)
ネタとしても面白い。そして事実は小説よりも。。。明日の日記、楽しみにしています!
すごい!ドラマみたい
コメントを書く