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苦労の意識

2007年05月05日 18:36

よく"若い頃の苦労は買ってでもしろ"と言う言葉を聴いた事がある。言葉としてはその意味も解っていたが、進んで苦労の中に身をおく事には多少疑問があった。
私は定年退職はしていないが、その年代は当に過ぎた今、過去を振り返ると随分とがむしゃら的な事もあったが、無謀な事も沢山してきたとも思える。特に会社に勤め始めてから、年毎にその度合いも増した様にも思われる。
周囲の反対を押し切り、当時単身赴任が一般的だった時代に強引に家内アメリカへ呼んだり、社長からの申し入れを断ったりと、これらはある意味個人的な事だが、その時の風当たりは厳しかったし、それにより失った事も多々あると思うが後悔はしていないし、むしろそうしなかった場合の後悔が付いて回ったとさへ思う。
それら個人的な事とは別に仕事の件でも、その時々の自分の経験、知識程度から考え、大分難度の高い事を多少の不安はあったにせよ、やってきてた。今から思うと随分と無謀だったなと思うが、自信過剰、負けず嫌い、怖いもの知らず、そこへそれに増す好奇心等が、自分を駆り立て、そうさせたのだと思う。
そしてそれは自分が会社を辞める頃、そしてその後起業してから、少しづつ低下してきたが、同時に自分の考え通りにならない事の多さを実感した。
ここで私が何を言いたいかというと、未だ人が好奇心を抱いていたり、挑戦的な気持ちがある若い時に、会社と言うある種大きな殻で守られている時に、その様な機会があれば、後ろ向きにならず受けるべきだと思ったからだ。同じ給料なら楽な事をし、リスクを避けようとする風潮が会社に蔓延し始めると、その会社は下降線を辿るからだ。そこへもしその様な事に挑戦しようとすると、その人を馬鹿と言うレッテルを貼り、周囲の者は座礁する事を期待しながら見ていて、当然その様な者に手を貸そうとはしないだろう。
そこで本題だが、私の場合無論本人の資質もあるだろうが、会社のその時の動向や、回りの物、取り分け自分をサポートしてくれるスタッフ、上司の理解と応援等等が割合とその機運に恵まれていたからだ。だから私自身もそれ程の苦労とは意識せず過ぎ去ってしまったから、その割には人間的に成長していないと言うか、良く言えば未だ青年的な考えをしていると言われるゆえんかも知れない。
話は変わるが、良く世間で言われている"ストレス"なるものが解らない。それは私の短所でもあるのだろうが、どちらかと言うと短期決戦方で、コツコツと長期にわたり一つの事を続けるのが苦手で、ある短期間に集中すると、その後直ぐに適当息抜きしていると思う。
こんな自分は世間全般から見ると異質的存在なのだろうか。
他の人はその様にはしていないのだろうかと、時々疑問に思う事がある。

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