- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「レッド・スパロー」レビュー☆
2018年04月18日 22:48
ジェニファー・ローレンス主演他。バレリーナの将来が怪我のために絶たれたドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)。病気の母に治療を受けさせるためにロシアの諜報機関の訓練施設に送られる。そこは、ハニートラップと心理操作を武器としてミッションの遂行するスパイ=<スパロー>の養成機関だった。持ち前の美貌と頭脳で、ドミニカは望まないながらも、一流の<スパロー>へと仕立て上げられる。彼女に最初に与えられたミッションはアメリカのCIA局員に接触し、ロシア政府内に潜むスパイの名を聞き出すこと。しかしその任務は、ドミニカの想像も遥かに超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに・・・。大国間の裏側での陰謀と欲望が渦巻くストーリーは、信じがたい結末へ―。元CIAのスパイが描く<スパロー>=ハニートラップの真実。
6/10点!!元CIAの女性が書いた原作の映画化なので、笑いや心安らぐシーンは一切なく、ひたすら孤独を抱えたスパイたちの緊迫の騙し合いバトルでした。スパローの養成の仕方がリアルなのだとしたら、マーベルのブラック・ウィドウが、幼い頃に卵巣を摘出されたというエピソードもあながち嘘ではなく、強制や怨恨ではなく自らスパローに志願する女性なんているのだろうか?というNO人権な苛酷さでした。ローレンスは「もうセクシャルな役はしない!」と一時期宣言していましたが、思いっきり、言動と真逆にいきましたね。誰かを信じた瞬間、殺される可能性が一気に上がる環境下で、それでも人間だから誰かと心を通わせたくて、信じたくて、翻弄されていくドミニカの心情や怒りを見事に体現していました。いつものゴッド姐さんな迫力もあるのだけれど、少女のような幼さや儚さもあり、どの作品もそうですが、ローレンスの演技有りきで成り立っていると感じました。でも、この世代でローレンス以上に内なる怒りを表現出来る女優がいないのは確かです(*^^*)アメリカが作っているからか、「CIAは仲間を使い捨てにはしない。」と言っていましたが、本当かなぁ?と疑いました。この作品を観てしまうと、スパイになったら最後堕ちるとこまで堕ちて、幸せになんて間違ってもなれなくて(辞めても口封じに殺されるだろうし。)、ストレスも凄そうだから、胃潰瘍が出来て早死しそうだと思いました。もう少しドミノ倒しのように展開が速ければ良かったと思います。流石に、二時間半弱は「長いなぁ。」と途中、二度ほど思いました。2018年公開。
このデジログへのコメント
このスパイとしてのストイックな感じの映画、、
観てみたいです(*^^*
> はらぺこさん
ストイックでしたね~役者さんも皆渋い人揃えてましたし。楽しませる気はないのかなって(笑)面白かったですけど。評判は良いみたいなのでぜひ。
> ロイ☆さん
あの養成所がまんま実在したんですか?試験が凄すぎますよね。あとコメントたくさんありがとうございます(^^)嬉しかったです。これからも読んでいただけたら嬉しいです。
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