- 名前
- ユリ
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」レビュー☆
2017年11月05日 19:25
二宮和也主演他。一度食べた料理を完全再現できる=“麒麟の舌”を持つ孤高の天才料理人・佐々木充(二宮和也)。多額の借金を抱え、料理に対する情熱も失いつつある佐々木のもとへ巨額の料理オファーが舞い込む。それは、“歴史に消えた伝説のフルコース”の再現。そこには、太平洋戦争開戦前夜に姿を消した佐々木と同じ“麒麟の舌”を持つ天皇の料理番・山形直太朗(西島秀俊)が命を懸けて守りたかったレシピと壮大な愛のメッセージが隠されていました。バラエティー番組「料理の鉄人」の演出家・田中経一の小説家デビュー作を日本映画界の巨匠・滝田洋二郎が映画化。70年の時を経て、中国、日本を舞台に彩られる豪華絢爛な料理のフルコースと壮大な叙情詩をご堪能あれ。
6/10点!!「料理の鉄人」を手掛けた田中経一の原作だけあって、魅せる映画です。話自体は特に目新しいというわけではないですが、時代と料理と俳優陣の地に足がついた演技で、重厚感のある盛り付けがなされています。逆に言えば、料理映画としては料理名がしっかり頭に残るほど美味しそうでお腹が空きましたが、料理が少ししか出てこない現代パートはさらっと終わってしまっています。充の驚きや感情の動きが淡々とし過ぎていて、過去パートとのバランスがいまいちに感じました(-_-)゛ 西島さんの演技はいつも熱いですからね(笑)過去パートの4人のバランスが素晴らしく、最初のビーフカツレツのシーンは泣けました。西島さんと宮崎あおいの安定感は相変わらず抜群で、時代に翻弄されながらも料理人としての生き様を貫く姿に、心動かされました。二宮くんは雰囲気のある役者さんですよね。それだけで映画としては成立させてしまう俳優だと思いますが、もう少し沸き上がる感情が欲しかったです。レシピを辿る軌跡もシンプル過ぎて、驚けないです。もっとミステリアスに伏線を張り巡らせ、あっと言わせて欲しかったです。過去パートが良かっただけに、料理とストーリーのバランスは二時間だと難しいのだなぁと、最後にコチャコチャっとまとめてしまった展開を惜しく感じました。2017年公開。
このデジログへのコメント
この映画は、、、観たいです(^^/
ユリさんのログ読ませてもらって、、、ますます観たいです(*^^*
だって、私は「はらぺこ」ですから料理には目が無い(><
> はらぺこさん
でも、二宮さんが「流星の絆」の時よりプライパンさばきが下手になってたのが気になりました。天才料理人の役なので。料理よりの映画なので、食好きな方は楽しめると思います。
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