- 名前
- 埋葬虫
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ひさしぶりに書き直してみたぞ。うっひゃっひゃ
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極めて手のこんだ事
2007年04月12日 22:03
昆布は北海道利尻島。白身魚は鯛、これは築地から直送。酒は、まあね、それなりのモノ。料理に久保田はつかえねえよそりゃ。スーパーから沢の井を購ってきて、昆布と特別な塩(下記)ともに白身の味つけに。
まず3枚におろす。一枚は刺身。酒蒸しね。白身魚の。
蒸し器をつかって蒸すと、どうも魚がボサボサになってよろしくない。で、きわめて緩慢に、しかも時間を正確に。なおかつ、やたら高温にするのも考えもの。昔、蒸しプリンを必死でつくった時をおもい出すぜ。
蒸し時間は、そうねえ、200グラムの切り身で15分かねえ。ただし鯛は新鮮なもの(刺身でくっても上等なやつね)。これを、切り身ではなく、一匹、購入だ。1200円。こんなに上品な絶品をくえるのだから、激安。上身を刺身に、下身は酒蒸し。そうして背骨と頭は、アルタイ山脈からもってきた塩だけ、で、お吸い物。
酒は、ね。久保田だ。これは、万寿。なぜか、3ヶ月たった一升瓶詰めは安売りなんだな。これ、まるっきりお買い得だ。万寿も時間がたつと味が変化するわけだが、この微妙な変化を劣化とみるか純粋に保存酒の味とみるか。俺は、ぜんぜんイヤミを感じない久保田の古い万寿は、ほんとうに、氏ぬほどスキなのである。
畳の部屋にあぐらをかいて、刺身と酒蒸し、そうして自分でつけた茄子と胡瓜、人参の粕漬。ただ、飯がいただけない。これはフツーの米だ。気をつけて炊飯。それでも若干の古米臭。まあよかろう。おお、それと、納豆だ。納豆は、これ、水戸から購ってきた本物の藁入りの納豆の、藁をもちいて自作してみた代物。くっせ~。
さあ食事だ。...俺の前のカノジョは英吉利人でしかもベジタリアン。マズい生野菜を、なんだか有難がってひたすら食ってたなあ。彼女のサラダとカレーは、でも、けっこうおいしかったな。なにやってんだか、ね、今。しかしこういう時間が「共有」出来なかったのは、まあ、イタかったのだな。
久保田、うめえ。
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