- 名前
- 埋葬虫
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ひさしぶりに書き直してみたぞ。うっひゃっひゃ
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
とばりの向こうは無意味の白
2007年04月10日 23:05
キモいな俺。
部屋んなかを、いったりきたり。気づくとなんかブツブツいうとる。
あさい眠りんなかで、居心地のわるい酒の席にいた俺は、かつてツキあってた彼女が上座のあたり、デップリふとったオヤジに酌をしているのを見つけた。その横で、彼女にしきりにまつわりついている男がいて、貧相この上ないんだが、自分がバブル期にいかにうまく立ちまわって、巨万の泡銭をこしらえたかを、呂律のまわらぬ口で自慢していた。
たまにデップリオヤジにどなられているその男は、なにか金属製の注射みたいなものを、彼女の太股につきたてている。あたらしいタイプの向精神剤だとかいう説明をしている。
俺はとびあがって、上座の方へ突進した。
妙にのろい足。必死でたどりつく。罵声をあびせながら、その貧相なゼニ野郎をひきづり立たせると、吃驚しているその顔へ、左ハイキック。ところが、脛が奴の側頭をとらえる瞬間、おれは何者かに後ろからひきづり倒され、畳にほおずりする事になる。
ききおぼえのある声。たぶん、大学院時代に俺をきらっていた、C だ。
「あれ、あれれ!Sさん今日はなんかイッショケンメイですねえ、あんまりキバると脳にヒビがはいりますよお」
何なんだこの糞野郎!俺は怒りくるってじたばたするが、ものすごい力でおさえつけられていて、身動きできぬ。...
---
今思い出してみると、あのゼニ野郎、むかあし、俺が家庭教師してた小学生の父親(不動産屋で、真っ赤なボルボ(笑)にのってた)だよ。
このデジログへのコメント
コメントを書く