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子供 と 笑顔 と 私

2017年04月16日 04:11

子供 と 笑顔 と 私

おはよう\(^∇^)/

海外ドラマ 『ZOO』の
メーキングシーン 熊散歩中

動物75%CG25%の割合
動物待ち多そう(笑)





~“子役”と“動物”~

映像における、お宝のキャスティング



動物は経験ないが、子役は何度か扱っている。



……たぁ~いへん、だよぉ~。(笑)

でも、楽しい






先ず、子役を扱うプロダクションに電話して、要望の容貌を伝える。

プロフィールが送られてくる。
書類選考で残ったら、オーディション



だいたいの時間帯を、先ず決める。

1人に20分として、控え室には数組滞留する感じで、来て貰う時間をずらしながら伝える。



呼ぶのは1人でも、未就学児童だと《組》になる。

大概は、母ちゃんと。
もしくは、プラス兄弟、姉妹。

たま~に、祖母ちゃん。
稀に、父ちゃん



控え室に、お菓子はもう、必需品!

私は独自に、動物バルーンを使う。

帰り際、お疲れ様で作ってあげる。



オーディションそのものも大事だけど、控え室でも色々見えてくる。

控え室で、うぅ~む、という子は、まぁ、オーディションも、まず落ちる。



只、控え室でよゐ子だったら、例えオーディションで落ちても、私なんかはプロフィール取っといて、次も呼ぶけどね。



で、撮影当日。



子役のお子さんのノリが全てかも。

私は、とにかくスキンシップを心掛け、撮影の合間には、胡座をかいた私の膝の上に乗せ、抱き抱えるようにして話しかけている。



勿論、撮影には母ちゃんおります。


“母と子の会話”シーンにはご出演も願う訳で

・因みに子供のギャラにはソレも込み・

そこは心配要らないが、他のシーンでは、周りは全員が大人連中。


如何に安心させるかが、大事です。



例えば、子供のお絵描きの手元を撮影するとする。



三脚の脚を長くして、机の上から真下にレンズを向ける。

私が三脚の脚の間に潜り込み、私の胡座の上に子役を乗せ、スタンバイ。



画面に子供の手元を捉え、子供の頭が映り込まないように、子供の頭を私が抑えながらの撮影。



子供にしてみたら、馴染みのないおじさんに頭を掴まれたら、撮影どころじゃないでしょ?



これが小学生になると、《仕事》って意識が出てくる。

それはそれで、母ちゃんが熱心で本人は嫌々やっているって場合も出てきたりする。

ただ、未就学児童の場合は、正直、大人の都合を汲み取って、とかはない。


100%素材がすべてで、後はそれを引き出せるかは、大人側の問題だ。



子供相手なら、似顔絵描きだった私には、うってつけ!

全盛期の私の笑顔、赤チャンが100人いたら、100人に泣かれたことがない。

当に、プレミアム級の私の笑顔!

あの頃の笑顔には、絶対の自信があったけどねぇ……。



映像、特に実写の畠って、人間性を摩耗する部分がある。



あまりに疲弊しすぎて、笑顔にキレが無くなった。

子役の撮影の時に気が付いた。



映像の仕事をメインにしなくなって、少しは人間性を取り戻せているのかな。



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