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成程話:価値を見出す力
2014年11月25日 23:57
藤尾秀昭氏の心に響く言葉
月刊誌『致知』の取材を通して、数多くの経営者に接してきたが、一業をなした人には、突出(つきだ)して二つの共通した要素があるのを感じないわけにはいかない。
一つは、「価値を見出す力」である。
自分の置かれた環境、そこに結ばれる縁、たずさわる仕事等々に、多くの人はさしたる感興(かんきょう)も覚えず、それらはたまたまのもの、ありきたりのものと見なしがちである。
だが、一業を成した人はそこに独特の強烈な価値を見出すのだ。
もう一つは、価値を「信じる力」である。
京セラ創業時、セラミック製造の作業は埃まみれ泥まみれ、汚い、きつい、厳しいの典型的な3K職場であった。
若い社員の顔にはうんざりした色が浮かぶ。
深夜作業を終えると、そんな若い社員と膝を突き合わせてラーメンをすすりながら、稲盛氏は熱っぽく語り続けた。
自分たちがやっているのは世界の誰もやっていない仕事なのだ、自分たちは世界の先頭を走っているのだと。
仕事に見出した価値。
それを強烈に信じていたのである。
そして、それば京セラのベースをつくったことはいうまでもない。
価値を見出す力。
その価値を信じる力。
これこそ信念の力である。
信じ念じる力が道のないところに道をつくり、人を偉大な高みに押し上げていくのである。
『プロの条件』致知出版社
『石切職人』という有名な寓話がある。
新しい教会を建設している現場で、三人の石切職人が働いていた。
三人の石切職人に「あなたは、今何をしているのか」と尋ねたところ。
一人目は、「お金を稼いでいるのさ!」
二人目は、「この大きくて固い石を切るのに、悪戦苦闘しているのさ!」
三人目は、目を輝かせ、こう答えた。
「多くの人々の心の安らぎの場となる、素晴らしい教会を造っているのです」
自分の仕事に価値を見出せない人は、人生の大半を無駄に過ごすことになる。
価値を見いだすとは、仕事にしろ、家事や、ボランティアにしろ、それが人の役に立ち、気持ちを明るくし、世の中を豊かにさせていることに気づくこと。
人の役に立っていることが確信できたら、己の心に限りない力がわいてくる。
今、目の前にある仕事に…価値を見いだし、その価値を信じる力を養いたいな。
このデジログへのコメント
山彦♪さん:私のはどうなんでしょうね。あまり意識したことはなかったですが
価値なんてもんは
どーでもいいことさ
自分か他の誰かが
楽しめる、喜べるのが大事
仕事でお金以外の価値をみいだすのは今の時代難しいことだよね(T_T)
自分のしている仕事がお金を貰うためとしか考えられない人の仕事は
お金を貰えるレベルの仕事じゃないです
SYUZO-さん:私ももっと価値をあげて喜ばれる仕事していきたいな
宵さん:ですね。お金以外だとまずは達成感かな
うさぎ仮面紳士さん:それも価値の1つかな
価値じゃない
ただの自己満足さ
無理矢理意味をつけたり、
繋げたりするから
ややこしくなるさ
うさぎ仮面紳士さん:そうなのかな
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