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成程話:植物の根が伸びるとき
2014年11月10日 23:35
植物の根が伸びるときって一体いつなのか、分かりますか?
その答えが以下にあります♪
植物にとって根っこは水や養分を吸収したり、体を支えるための大切な器官である。
根っこがなければ、植物はたちまち干上がってしまうし、根っこが十分に張っていないと、茎が簡単に倒れてしまう。
同様に、人間にとっても「根っこ」は大切なものだ。
「根気」や「根性」「根本」など、「根」という言葉が人の本質を表すことからもそれがわかる。
それでは、その根はいつ伸びるのだろうか。
水栽培されているヒヤシンスなどを見ると、短い根が出ているだけで、根っこはあまり伸びていないし、細かい根はほとんど生えていない。
水が十分にある条件では、必要以上に根を伸ばす必要がないのだ。
水がないところでは、植物の根は水を求めてグッと深く伸びる。
そして、四方八方に張りめぐらされた根が、大地をしっかりとつかむのである。
根が成長するのは、条件に恵まれたときではない。
苦しいときにこそ、根が伸びるのだ。
恵まれたときは、茎を伸ばしたり葉を茂らせるのに忙しくて、根は伸びている暇がない。
干されたときこそが成長のチャンスである。
土の下に伸びた根っこは、目に見えないがその植物の実力そのものである。
毎日、水を与えている庭の草花が夏の日照りで萎れているのに、誰も水をやらない道ばたの雑草は青々と茂っている。
日照りにあったときに、その植物の真の強さがわかる。
雑草に水をやる人はいない。
けっして恵まれた条件に生えているとはいえない。
だからこそ、毎日、水を与えられている草花とは根の張り方が違うのである。
雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方
稲垣栄洋著
亜紀書房より
根っこは目に見えないけど、根っこは実力そのもの。
何もない、平穏無事な日々だったら、根っこがあろうが無かろうが問題ないのでしょう。
しかし、
何かあったとき、有事のときこそ、根っこの深さや強さが試されるのではないでしょうか。
“相田みつを”さんの詩に「いのちの根」という詩があります。
なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずに くるしみにたえるときいいわけをしないで だまって批判にたえるとき いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろが ふかくなりいのちの根が ふかくなる
環境が恵まれていようが、いまいが、どちらでもいい。
根っこを深く、強く、していきたいですね♪
このデジログへのコメント
余裕の有る時なら誰にでも出来る
忙しいときに発揮する力を実力と言う
これ、味いちもんめから(^^)
いい詩だね♪
若い時の苦労は買ってでもしろと言う言葉はこういうところからきてるんだろうね
宵さん:有り難うございます♪ きっとそうなのかもしれませんね私の場合は何かやったかな~
SYUZO-さん:味一もんめも深いですね。普段の積み重ねはやっぱり大事なんだな
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