違う自分になれますか？

これは『現在の自分をどう変えるのか？』で大きく違ってくる。

大きく２つの手法がある。
『マイナーチェンジ』
と
『フルモデルチェンジ』

『マイナーチェンジ』＝「イメージチェンジ」って感じかな？
髪型を変えたり、服装を変えたりとお気軽に出来る。
しかし簡単な手法だから程なくしてそれが定着するから「違う自分」の賞味期限は短い。

これがファッションのカラクリで流行という物が発生する。
最新ファッションに身を包めば周りから見て「いつもと違う自分」にはなれてる。
しかしそれも続けば「いつも最新の流行をしている自分」という自分が出来上がってるので「違う自分」にはなれない。


次は『フルモデルチェンジ』
これは「行動の選択肢自体を変える」
元気に明るく振る舞ってる自分を落ち着いて静かにする事くらいで変わる。
※逆も同じ。
これはマイナーチェンジより周りに与える印象が浸透するまでに少し時間は掛かるので賞味期限は長い。
しかし浸透してしまえば「以前とは違う自分」にはなれてるが時間が経てば「いつもの自分」となる。



さて本題
『違う自分になる。』
とは言い換えれば
『こういう風になりたい(思われたい)…という理想(自分の願望)の自分のイメージ』
とするならば
『違う自分にはなれる。』

しかしながら
『自分の願望』に基づく『イメージ』なので
実像とは少しかけ離れているだろうけど。

「自分の実像」は自分でもわからないくらい不可解なんだから、
『違う自分』
も
『自分自身が思ってる本当の自分』
も実は同じ自分自身の一部を違った角度から見ただけとも言える。


自分が自分である為には、他人と自分とを隔てる容姿、言葉、行動、思考等々多くの物が必要になっている。
それら全てが自分を形取って居るならばその要素自体を全て自分が把握した時に初めて『本当の自分』が得られるので、局面局面で『本当の自分では無い自分』を部分的に覗かせているだけなのでそもそもが「違う自分」しか自分自身でも把握していないとも言えるかな？

お題の答えになるのかはわからないけど、
「違う自分」になれる！と思ってる人は『本当の自分』を人に見せる(もしくは自分自身で把握する)事が出来るのかな？

「違う自分になれますか？」
は
「本当の自分を知ってますか？」
と同じ問いとも言えると思う。

なのでこのお題への自分の回答としては、
違う自分にはなれないし本当の自分もわかってない。
としか言えないな。