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成程~な話:服装への気くばり
2013年04月05日 20:42
作家の森村誠一氏の心に響く言葉より
最近は、ファッションなのであろうか、年配の出席者が多いパーティーにアンダーウェアのようなものを着て出席する人もいる。
服装は個性であり、自己主張だという考えもある。
勿論、服装も芸術であり、それはそれとして尊重すべきであろう。
私は服装とは「武装」だと考えている。
どんな人と会っても失礼とならない服装をすることが武装するということである。
オフィシャルな場でスーツを身につけた人とアンダーウェアの人が会えば、多くの場合、アンダーウェアの方がコンプレックスを覚えるはずである。
ビジネスでは大体ゆるい服装の方が負ける。
相手の服装を見て自分の服装に引け目を感じると、それだけで劣位に立ってしまう。
服装は自分が相手をどれだけ尊重しているかということを反映する。
「貴方は人はどうでもいい」のであればパジャマで応対しても構わない。
どんなに服装に無頓着でいい加減な人間でも、天皇陛下に拝謁を許されたら、その格好では絶対に行かない。
スーツを着て、ネクタイをしていれば大体のケースでは十分であり、サラリーマンはその格好をしている。
どんな人と会っても互角に勝負できる。
ビジネスの場では、華美ではないが失礼ではないというのが服装への気配り。
この気配りは礼儀でもある。
『男の気くばり』KKベストセラーズ
一流レストランのスタッフが以前こう言っていた。「お客様が気合を入れた服装で来て下さった時には、こちらも気合が入ります」
女性が着物等で来れば、それがどれだけ価値のあることか分かる。
誰かと会った時、敬意を払ってくれているかどうか分かるのはまずは服装。
会社に初めて会いに来た人がジャージのような服だったら「軽く見られている」と思ってしまう。
伊勢神宮の正式参拝をする時は、男性なら礼装、もしくはそれに代わるネクタイとスーツ、女性もそれに順ずる服装が求められる。
どんなに有名デザイナーの高価な服であろうと、カジュアルだったらそれは認められない。
相手を大切に思うなら服装はとても大事
このデジログへのコメント
ハッと胸を打たれました。
最近緩んでいたので、引き締めます。
ボーグさん:私も気をつけます確かに服装でわかっちゃいますよね
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