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砂の嵐
2011年05月03日 23:24
砂の嵐って言葉から何を連想しますか?
砂漠?
SF小説?
バビル2世?
まあ、バビル2世は冗談としても(わかる人はアニオタか40代以上でしょうか^_^;)、普通は砂漠での強風とか、あるいは、砂が目を強烈に叩いて目を開けてられない、みたいなのを連想しますよね。
でも、そのバビル2世の世代の方は、砂の嵐というと「深夜のテレビ」も連想するのではないでしょうか。
深夜のテレビとってもエロい番組のことではなくて、放送してない時間帯のテレビ画面です。
え?放送してない時間なんてない?
そうですね、今はどの局も休むことがありません。地方局でも24時間放送が当たり前です。
でも、その昔、どのテレビ局も夜中は放送していなかったのです。民放でも夜1時とか2時とかには放送が終わり、朝4時とかに放送が始まります。
その放送休止の時はテレビ画面は「ザーッ」という音がして、白黒画面で全体に白っぽく、画面が激しくチラチラして長い時間みていたくない状態でした。この画面を砂の嵐と呼んでいました。
今のテレビでは、放送がない場合のテレビ画面はブルースクリーン(?)なので、砂の嵐とは全然関係ありません。今では「レコード」と同じくらい骨董品かもしれません。
ちなみに、日テレ系の24時間テレビが始まった時は、テレビは24時間放送ではありませんでした。だから、24時間テレビは24時間休みなしで放送、という意味であって、24時間1つの番組という意味ではなかったのです。
さて、ここまで前振りです。
放送休止中の画面を砂の嵐というわけですが、その前後、どうなるかご存知でしょうか?
休止前には、テレビ局ごとのエンディングテーマがあり、休止直後は放送局のコード(NHK総合だと JOAK TV?)が入ります。その後おもむろに砂の嵐になります。あ、NHKは砂の嵐になる前に短い時間ほぼ真っ白な画面になった気がしてきました。
放送開始直前は、砂の嵐の後、しばらく「カラーコード」みたいなのが流れ(色調整用?)、その後「オープニングテーマ」が入り、放送が始まります。
たしか、NHK総合は、ほぼ夜中の0時に放送が終了し、朝6時に放送が始まったような気がします。
そして、NHKのエンディングテーマの曲は「君が代」で、いろいろ言われたものです(こんなの流すのだから国営放送だ、とか)。
面白いのは、NHK総合とNHK教育で曲は同じ君が代ですが、画面は異なりました(総合は日の丸の丸が地球になる、教育は確か考える人が出てくる)。
こうしたテレビ局毎のテーマは以前youtube に上がっていましたから、今でも残っているかもしれません。
で、そのNHK教育ですが、先日、放送休止の場面にたまたま遭遇しました(番組表をみて狙っていたわけではありません)。
エンディングテーマが昔と似ていてびっくり。見たのは途中からですが、君が代は相変わらずですし、考える人もでてきました。
その後のロゴは昭和の香りが吹き飛んでいましたし、地デジでは JOAB ではなくJO-DAB のようなデジタルを表すであろうDがついていたのも面白かったです。
今でもこんなことやってるんだな、と思うと同時に、今でもこんなことしているなんて「放送の始まりと終わりには放送局名を示すこととか、何か法律で決まっているのかしら?」と思いましたとさ。
なお、アナログテレビをお持ちの方は、地デジに全面移行した後には、再び砂の嵐をみることができると思います。
…と、ここまで書いてきて、砂の嵐をみるだけなら、ちょっと前のアナログテレビで放送してないチャンネルにすればいいだけじゃないか、と気づきました。
あ、でも、最近のテレビはアナログでも賢いので、もしかすると、ただのブルースクリーン(ブラックスクリーンかも?)にしかならないかもしれません。
そこまでして砂の嵐を見たい人はいないでしょうけどね★
***
本日の画像は岩手県で見つけたパンです。
商品名が「頑張ろう!東北!切りあん」ではないと思いますが、こんなところにも「頑張ろう!東北!」が入っているので面白いと思いました。
このデジログへのコメント
妖♪さん、コメありがとう☆
わーい、仲間だ。よかった、まだ通じるんだ♪
砂の嵐が出るテレビってまだ普通にあるんですね。ありがとうございました。
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