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阪神・城島、来季開幕絶望か＝ひざ手術、復帰に半年―プロ野球
2010/11/12 15:42 配信時事通信

　阪神は12日、城島健司捕手（34）が左ひざ半月板の手術を受け、試合復帰まで6カ月かかる見通しだと発表した。来季の開幕戦出場は難しいとみられる。
　城島は9日に大阪府内の病院で半月板を縫合する手術を受け、この日退院。今後、経過を見てリハビリを始めるという。球団を通じ「今のタイミングで手術するのがベストと判断した。開幕戦で元気な姿と最高のパフォーマンスが見せられるようリハビリに励みたい」とコメントした。
　常川達三チーフトレーナーによると、城島は今季終盤から、屈伸の際に左ひざに引っ掛かりを覚えており、シーズン終了後に精密検査を受けていた。
　城島は米大リーグのマリナーズから今季阪神入り。強肩強打の捕手としてリーグ戦全試合に出場し打率3割3厘、28本塁打と活躍した。
　城島を欠いて開幕を迎えれば影響は大きく、ひざへの負担が重いポジションだけに復帰後も不安が残る。沼沢正二球団本部長は現有戦力で戦うことを基本とした上で、「危機管理は必要。復帰してからのことも考えないと」と語り、ほかの捕手との併用などを想定して対応を検討する。