クジには相変わらず弱いけど！？

法大・二神　同郷の球児と「同じ直球を」
スポーツニッポン - 2009/10/30 7:02
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　法大・二神は「小さいころから目指していた場所なので素直にうれしい」と喜んだ。全日本大学選手権で１４年ぶりに母校を優勝に導いた右腕に、真弓監督も「プロでもすぐに使える」と即戦力として期待する。

　二神も同じ高知県出身の藤川を目標に挙げ「同じ直球を投げられる投手になりたい」と意欲を燃やした。甲子園球場とは不思議な縁がある。高知３年の時、夏の高知大会決勝で勝った明徳義塾が不祥事で出場を辞退。急きょ甲子園大会への出場が決まったが、初戦で敗退した。「甲子園でやり残したことがある。精いっぱい頑張りたい」と熱いファンで知られる聖地での活躍を誓った。

ドラ２・藤原はリリーフに意欲！ポスト・ジェフ！

　ＦＦコンビ結成！阪神からドラフト２巡目指名された立命大・藤原（ふじはら）が、プロ入り後のリリーフ挑戦に意欲を見せた。

　「（抑えは）先発と同じぐらい試合を締める大事な役目。短いイニングに集中できる。スリルあるところで投げるのは楽しいし、このイニングなら任せられるというピッチャーになりたい。投げるのが好きですから」

　左の先発投手として即戦力の評価を勝ち取った男から、意外なフレーズが飛び出した。今季の阪神は昨年の岩田に続いて、１３勝を挙げた能見が台頭。ベテラン下柳も健在で、左の先発陣は充実の顔ぶれが目立つ。

　対照的に、０５年から「ＪＦＫ」トリオを結成してきたウィリアムスが故障のため、今季限りでの退団が濃厚。久保田も先発転向したため、後半戦はいずれも右のアッチソン、藤川が勝利の方程式を担ってきた。来季もポスト・ジェフの座は白紙の状態。「全部の楽しさを知った。チャンスがあればどこでも投げたい」。今秋の同大２回戦をはじめ立命大時代には中継ぎ、抑えも経験しており、藤川とのコンビ結成も望むところだ。

[ 2009年10月30日付 ]