岩田中日キラーや～

阪神　岩田で１差！７日にＣＳ決まるかも
2009年10月5日（月） 7時0分　スポーツニッポン


＜神・中＞３回１死、岩田は左線三塁打を放つ
　【阪神５―０中日】甲子園での今季最終戦。チームを単独３位に浮上させた立役者は先発の岩田だった。「いつも通り低めに集めようと思った。自分の投球ができた。きょうみたいな投球が常にできるよう調整していきたい」

　７回を２安打無失点で７勝目。中日打線が意識するスライダーを減らし、直球とカットボール、ツーシームを軸に凡打の山を築いた。４回２死から初安打を許したが、続くブランコは１３２キロのカットボールで遊ゴロ。得点圏に走者を背負ったのは６回だけだった。

　「ちょっとボールを見てきているのかな、と思った」と相手を見る余裕もあった。これで中日戦は４連勝で７勝中５勝をマーク。８月１２日の試合から２５イニング連続無失点と完全に手玉に取っており、ＣＳ進出が決まれば、中日との第１ステージ初戦の先発が濃厚だ。

　残り３試合。８、９日にはヤクルトとの大一番が控えるが、この日ヤクルトが敗れ、最短で７日にＣＳ進出が決まる可能性も出てきた。最終戦の９日に先発が予想される左腕は「与えられた試合できっちり投げるだけです」と力を込めた。