- 名前
- みづき
- 性別
- ♀
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 専業主婦でヒマしてます。都内に引っ越してきたばかりなので、友達を作りたいです。
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【丑三つの村】
2009年06月12日 08:53
これもやっとこさっとこ2月にDVD化になりました。
今までなんでならなかったんだろう?と思うんですが、多分田中美佐子の最初で最後の(??)ヌードシーンがあるから事務所差し押さえだったのかなと・・・。
題材は「津山30人殺し」事件。
この題材を使ったもっと有名な映画があります。
「八つ墓村」です。
でもあくまでこれは小説だから、落ち武者の祟りによって村民全員を殺すっていう伝説と事件をミックスさせたような話になっているのだけど、この「丑三つの村」は事件そのものの映画化です。
戦中の話で、山深い田舎の風習というのは「夜這いが当たり前」みたいな閉鎖された社会。
村の男と女がまんべんなく交わることでよそ者を排除したり、取り入れて行ったりということをしていたのでしょう。
村の秀才ともてはやされていた青年がおりまして、彼も年頃になり夜這いを経験し、ハマっていくのですが、当時の年頃=徴兵年齢です。
しかし、徴兵検査で結核と診断された青年は段々と村のつまはじきになって行きます。
当時、空気感染で不治の病だった結核。
そんな病気持ちと寝たがる女もいませんが、彼の幼馴染だけは彼に心と体を許してくれるのでありました。
しかし、精神的・社会的に追い詰められ、不治の病によって残り少ない命と知った青年はうらみをはらずべく、村人の皆殺しを誓って自分だけの出征に乗り出すのでありました。
青年「犬丸継男」を演じているのが故古尾谷雅人。
大好きな俳優さんでした。
朴訥としてるんだけど、クールでどっか優しさがあって。
さて、この映画ひそかーに名台詞のオンパレードだったりします。
岡山が舞台ですけど、岡山弁ってあったかみがありますね。
「皆様方よ、今に見ておれでございますよ」
かっこいいです。
皆殺し(では結局なかったんだけど)が終わって、山に登って自殺するんですけど、遺書を残すんですね。(ノンフィクションでも)
夜が白々と明けてきて、朝焼けの町並みと遺書の「もはや夜明けも近づいた、死にましょう」という最後の一文のマッチングが美しくも悲しいんですよ。
凄惨なカルト映画のように語られてしまうんですけど、私はすごーく悲壮感に満ちてる切ない映画だと思います。
まぁ、興味ない人には興味ないと思うけど、貴重な田中美佐子の入浴ヌードシーンがご覧になりたい方はぜひww
このデジログへのコメント
俺を鬼にしてくれと祖母を最初に殺した、と読みました
恐い…
幼い頃見た八つ墓村もかなりトラウマす
おおっ~ @@;見てみましょ~♪
あまり見ないジャンルです...
最初のヌードは“ダイアモンドは傷つかない”で、
深夜のテレビで見た時はちょっとびっくりしましたね~
> グッディさん
秋葉原の通り魔とよく比較されるのですが、全然違うと思います。
> タカタカさん
そういうセリフが出てきますが、殺人犯の身内を残すのは忍びないという動機ですね。切ないことです。
> さむさん
これ系はハマルとすっごくハマりますw
> 公爵さん
そうですよね。自殺なされました。本当に残念です。
> よしおじさん
あれ?そっちでも脱いでましたか。タイトル知ってるけど未見なんです。近所のレンタルになかったもので・・・。不勉強ですね。
自分も古尾谷さん好きでした。本当に自殺は残念だけど、でもそのやや鬱的な部分が彼の魅力だったのかもなぁ
> のぶひろさん
確かにアンニュイが魅力の役者さんでした。年を追ってどんな演技を見せてくれるようになるのかとても楽しみだっただけに悔しいです。
> みづきさん アニュイは確かにそうかも。本当に、年相応に変化しそうで、且つ安くない男だと
> のぶひろさん
安くない男って表現好きです。気品がありましたもんね。彼。
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