- 名前
- みづき
- 性別
- ♀
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 専業主婦でヒマしてます。都内に引っ越してきたばかりなので、友達を作りたいです。
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
【悪魔のいけにえ】
2009年06月03日 09:23
再開することがあったら真っ先に取り上げようと思っていたほど感銘を受けた作品です。
本フィルムは「世界で初めての恐怖の演出を成した作品」としてMoma(ニューヨーク美術館)に保管されているほどの作品です。
日本語タイトルも秀逸ですが、私としては原題の「テキサスチェーンソー」のほうが好みですね。
さて。断言いたします。これは「家族愛」の物語です。
私にとってはホラーではありませんw
ホラー作品の古典的お決まりパターン(特に「13日の金曜日シリーズ」は)『テキトーで頭悪そうなヤンキーの若者たちがヘロヘロ遊んでいる→テキトーにやらなくてもいいようなことをする→襲われる』これをちゃんと踏襲してるんですが、このヤンキーが襲われる・・・ってのは私にとってはどーでもいいことなんです。
重要なのは襲う側のレザーフェイスの「生活観」なんですよ。
「羊たちの沈黙」の中でFBIの女性警察官クラリス(ジョディフォスター)が追う”バッファロービル”もレザーフェイスとぱっと見、似たようなことをしています。
しかし、がっちりとした「殺人鬼」と「変態性」を併せ持つバッファロービルとレザーフェイスを比べると、根本が違うのです。
レザーフェイスの殺人は変態性ではなく「日常」における生活する為の「狩り」と同義だから。
スーパーに食材調達へ行くのと同じです。
だからあまり登場シーンも「特別」感がない。
ジョーズとかみたいに最初一部だけ見えてて「くるぞくるぞ・・・」みたいなハラハラ感がないんです。
「(レザーフェイスが)トイレから出てきてみたらそこに獲物がたまたまいた」みたいな普通感。
だから、ヤンキー娘がつかまったガレージには大きな冷蔵庫もあるし、肉を捌くためのフックがある。
食材はあますところなく使う為、骨を使ってハンドメイドしたオシャレ家具がところどころにある。
レザーフェイスは普通に料理するからいつもエプロン姿なのですwww(これが後半になると、パーマの髪とあわせてサザエさんみたいに見えてくるww)
あわせて。この家には「死んでるようにしか見えない」おじいちゃんがいらっしゃるww
(ルックス的にはこのおじいちゃんが一番コワイw)
レザーフェイスとその弟は献身的にそのおじいちゃんの介護をしているのです。
エプロンつけて介護っぽいことしてるから、まるでヘルパーww
「お父さんの殺しは見事なんだ!」とちゃんと高齢者に敬意を払いながら、ヘロヘロにミイラ化してるおじいちゃんの腕を取り、「よいしょ!」と言わんばかりにハンマーをヤンキー娘の頭めがけて振り下ろすんですが、子供の餅つきみたいでそれが本当にほほえましいwww力の入れ加減が全くもって痛くなさそうww
この「スッゲー普通」な家族愛にちょっと感動してしまった次第。
ジェイソンよりも、フレディよりも、レザーフェイスが大好きですww
このデジログへのコメント
リメイクは見ました。いわゆるエポックメイキングとなった作品ですよね。多くのフォロワーを生みました
初作しか観てないけど、暗闇の草むらの中をチェーンソーで追い回すシーンは手に汗握ってました。
そう言われてみれば…(笑)
育った環境が悪かっただけで結構真面目な子ですよね
> とめおさん
元祖も見てください。本当にエポックメイキング足りうる奥深さですw
> かつみさん
チェーンソー持ってるんだからちゃんと家のまわりの草刈もしなさいよ・・と思わず思ったシーンwあの単純な追っかけまわしが今でもちゃんと通用する怖さの演出になってますね^^
> タカタカさん
そ。育ってきた環境が違うから人間好き嫌いはイナメないんです。カニバリズムもこれしかりw
> リュウさん
ホラーは実際怖がらせてナンボなのでこういうタイトルですが、実際チェーンソーは持ってるし、殺人もするけどあんまり血は出てきませんw
ホラー怖い人の入り口には丁度いいですよ^^
コメントを書く