- 名前
- みづき
- 性別
- ♀
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 専業主婦でヒマしてます。都内に引っ越してきたばかりなので、友達を作りたいです。
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負けない誇り
2011年04月25日 12:00
週末は南相馬の友人を再訪しました。
1ヵ月半ほどたちますけど、風景はかわりません。
やっぱり田んぼに船はごろごろ。
南相馬までの途中の山元町は結構ガレキが一箇所に集められやっとのっぺりした土地っぽくなりましたが、やはり南相馬市に入ったとたん「うわー・・・なーんも進んでないように見える・・」という感じが否めませんでした。
「なにかあるたびに相馬までいかなきゃならないの」と友人はこぼします。
南相馬から相馬まで普段は30分。
でも、今は凸凹の道だし段差あるし、支援のトラックや自衛隊の車の列で50分くらいかかることもザラ。
郵便も宅配も少し大きなスーパーで買いたいものも日用品も。
頑張ってるのはコンビニくらいですがもちろん棚にみっしり感はありません。
TVでは力強い復興の兆しを伝えるニュースも最近ではありますが、それでもまだまだ不便をしている場所があります。
食傷気味で「あまり悲惨なニュースを見たくないの」と仰る方もいる。
けど、私は目をそむけてはいけないんだと思います。
それが現場の現実だから。
目をそむけないこと、忘れないこと。
それが自分に出来る被災地への敬意です。
さて、3月11日から給料が倍になるほどの時間、昼夜問わず働いてきた友人とGW、やっと休みが取れたということで、「那須にでも行こうか」などと計画をたてました。
被災地の人間がナニ言ってんだ!という方も中にはいるのかな・・・。
ナニが悪いのか逆にお聞きしたいけど。
自分の住まいも命も助かった。だから悲しい目に合った人たちのために身を粉にして働いてきた。
毎日悲しいこと、つらいことを聞いてそれでも「一緒に生きましょう。きっといいこともあります」と自分のことはさておいてやってきたから、目いっぱい楽しい旅になるといいなと思ってます。
彼女のうちで宿の予約を取ろうとしたとき、思わず「私の名前と実家の住所にする?」と聞いてしまいました。
「いや、私は堂々と南相馬市の住所で泊まるよ。だって、ここに住んでるのは事実だもん」と・・・。
すごく恥ずかしかったです。
本当に申し訳なかった。
萎縮してどうする。堂々とすること。誇りを持つこと。
それが風評被害に対する対抗策。
心から謝って南相馬の住所で宿をとりました。
金曜日に行きます。
楽しみが出来ました^^
このデジログへのコメント
気を付けていってら~
こんばんは現地の実状はまだまだだけど一息いれて次につないで下さいちょっと早いけど良い週末をね
風評被害って一体なんだろう・・・ってマスコミ見てると時々思います。楽しんできて下さい^^
まさに「誇り」ですね。
「大人の遊び場」…承知しました。また…機会があれば、宜しくお願いします。お待ちしていますね!
いよいよ明日からですね。
みづきさんの友人の言葉に目が覚める思いがしました。
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