デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

その彼女の表情の裏側にある快楽とボクが、何の関わりももっていないということ

2009年03月21日 00:59

その彼女の表情の裏側にある快楽とボクが、何の関わりももっていないということ

とろけるような、喜びの表情を
浮かべはするけれど、
そこには彼女ひとりしかいなくて、
向かいには、
それを見つめるボクは
徹底的にいない。

美味しい、という快楽
シェアできているという
確かさはない
それを求めた時、
彼女の灰褐色の脳みそは、
凍り付いてしまうんだ、たぶん。

だからそれはそれで、十分なこと

ボクはなんどもいった。
それは自分の為の行為なんだってこと。
まぁ、多寡をくくってはいるんだろうけど、
おそらくその理由に、気づく人間はいない。

ボクは欠損をおぎなっている。
やりたくて、できなかったこと、
したくても、さまざまな事情
やれなかったこと、
それを、彼女相手に
しようとしている

出来上がらないパズル
むりやり他所のピースを
はめこむみたいに。

たまたま、通りがかった
玩具屋の店先に
並べられていたのが、
彼女、というピースなわけで

パズルはそこで、
完成する、わけもない

だからそこに、
こころがなくても、いい。

まるで個食に、
よろこびも、
寂しさもおぼえる、ことのない
ひとりぐらしの、
おんなのこの
食べるという営み
その上に、
たしかに、とっておきの笑顔
くっついているだけ、と思えば、
それ以上をのぞむのは、
贅沢というものだ、と
思い至る。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

callo

  • メールを送信する
<2009年03月>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31