ただ美しいだけのキミに望む事はないけど言葉に響くものがないのは偏にボクの責任だとも思えないということ

時計を観るとまだ５時過ぎで
今日はスイーツがきっとないから、と
しろたえにてシュークリームとレアチーズケーキ
連絡を入れるがノーレスのまま１８時
旭屋書店に、いにしえの
渋谷スーパーレファレンス女史の
どこか美しくなったと
思えなくもない、電話をかける姿に
感動を覚え、しかと確かめようとしていたら、
Ypから電話

すでにずれていたのは、
明らかに季節が移ろったことを思わせる
今日はやはり、新しい季節の訪れを
ことほぐ日和ではないのかと、
朝、送ったこんなメールに、
どうやらなにも、ひびくものがなかったらしいこと。

「今朝は電車も空いている
綾瀬はるかも笑ってます

そんな日だから、さて本日は
往く冬を惜しむのではなくm
春をお迎えすることにしましょう

桜は未だし
されど春の靴音近し

また違う、幸せに
巡りあえますよう・・・」

なのに、彼女のチョイスは
魚介ではなかった。
とりとか、ぶたとか、うしとか、くまとか、
飼育下のけものに
季節なんて、
あるわけないぢゃん。

けれどもう、遅い。

渋谷ガード脇
鳥重と
鳥福と
やっと区別がついたけれど、結局　森本
つくね刺身がなくなっていた
酒類、高杉。

つまらない飛び方をする
一万円札に、
あまりにも当たり前のような顔をして
一瞥をくれるYp

つっまんねー。

宮益坂をあがり、
スタバ。
近々、理系男子と、合コンだそうで、
つきあう人ができたら、
ボクのことを話すなどといい始めるので、
そんな冗談ぢゃねえや、と、
へ理屈を並べ立て、説得するふりをする。

歌詞を送ると、携帯の画面に
それを読みとりながらも、
ほとんど関心をしめすことのないおでこを
撮影する。

徒歩にて、青山学院手前の横断歩道を渡る
歩道橋が、ぶちぎられていることに、びっくり。

おんなともだちに、「腹黒い」といわれるその傲岸不遜は
あまり何も考えていないから、相手が勝手にそう思うだけの話で
例えばいま、こうしてボクと歩いていても、
全然違う場所の、まったく今、周りに見えるものと
なんの関係もないことを思い浮かべていることとか、
それと同じで、その事自体、
欠食児童が、目の前にある教科書よりも
夢に見たあんぱんを思い浮かべてしまう生理にも似て、
ボクには、なんの問題もないし、
むしろこころの奥を探ったり、
かけひきを練ってみたり、
する必要がないという意味では、
とても気楽なことであるのは、
嘘偽りのない、事実だから、
そう思ったとおりに、口にすると
けらけらけらと、
笑うYp

国連大学を過ぎ、
ABC
またしても、Tくんの話を始めて、
自分の好きな、熊のキャラクターがどーたらこーたら

ああそうか、
もうしろたえのことしか
考えていなかったのか、と気づき、
閉店の、ほたるのひかりと共に、
表参道
銀座線にて、いつもの駅でバイバイ。

ふりかえる、こともなく
いちんちが、おわっちゃってよ。