- 名前
- 絵梨菜
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- 京都
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今日は。マジモードで。。
2009年01月28日 02:22
この話。本当は、もう少しブログ書きになれてから
書こうと思っていたのですが。。。
最近、ちょっと、気になることがあって。。。
私には、8歳上の兄と3歳下の弟がいます。
いや。
弟がいました。
弟は、16歳から22歳の時まで、家の中で過ごしていました。
所謂、「ひきこもり」です。
中学校卒業までは、ごく普通の男の子。
友達もいたし、体操部に所属していて活発なほうだったと思います。
私にも良くしゃべりかけてくれました。
高校へ入って暫くすると、学校を良く休むようになって。
「お腹が痛い」「熱がある」などと。実際そうだった様子。
そのうちに、全然学校へ行かなくなって。。。
学校でイジメに合ってるって訳でもない。
友達は少なくなったけどいるようだ。
先生になにか言われた訳でもない。
本人に聞いても理由を言わないし、
友人達、先生に聞いても、はっきりとした原因が見つからない。
我が家は父親が家庭崩壊をしてましたから、それが原因かもしれないですが、今更始まったことではない。
病院で診てみらっても「思春期」「軽いうつ病」と、明確な答えがでない。
最初の一年くらいは、家出、ひきこもりの繰り返しでした。
家庭内暴力はなかったけど。
そのうちに、家出する気力も無くなったのか、自分の部屋で一日中過ごすようになり。
トイレとお風呂以外は部屋から出てこない。
散髪以外は外出しない。
欲しいものがあると私に「エリ姉。これこうてきて。(買ってきて)」
父親は、そんな彼を怒鳴りつけ責めるだけでした。
母親は、彼のいうなりに。
兄は、なんとか外へ出そうとあれやこれやと。
私も、あたらず触らず。。。
それもいけなかったのでしょうね。
6年間ひきこもって、最後に彼が出した結論は、「死」でした。
自宅近くのマンションから空へ逃げて行ってしまいました。
即死。。。とんでもない。死ねないんですよ。そう簡単には。
植物状態のまま2ヶ月ほど苦しんで死んでいきました。
意識がないのだから、苦しみもわからなかったか。。。
「僕、そろそろ働きにでなあかんなぁ。」
「高校行きなおしたほうがええんかなぁ」
そんなことを言い出した矢先の出来事でした。
私が結婚するときに。
「エリ姉。僕、人と合うの嫌いやから結婚式でえへんけど、ごめんな」
「時々は、顔見せに帰ってきてな」
優しい言葉もちゃんといえたのに。。。
結局。
私には、彼が「ひきこもり」をはじめた理由も、
自ら命を止めた理由もわかりません。
私は、家族だった、弟の一番近いところにいた。
でも。
何も知らなかった。弟のこと。
否。知ろうとしなかったのかも知れません。
もっと、彼の気持ちを理解していれば、彼が「死」を選択する前に
踏みとどめることが出来たのでしょう。
彼が死んでから、家族は随分、悩み苦しみました。
それで、バラバラだった家族が仲良くなったなんてドラマみたいなことにはなりません。
未だに、彼が心を閉ざしてしまった理由はわかりません。
あの時、どうすればよかったのかもわかりません。
ひとつだけ、確実に言えることは。
「死は、軽いものじゃない」
いるのかいないのかわからないような生活をしてた弟ですが。
そこに存在するか否かは、大きな違いでした。
世界のどこを探しても彼はいない。
それが今でも寂しい。哀しい。辛い。
くだらないことを長々と書いてしまいました。
夜中に文章を書くと暗くなってイカン。
-----私的会話-----
いつか。
キミがこのログを読んでくれるといいな。
同感しろとかそういうのでなくてね。
反発してもいいからさ。
何も感じません。でもいいから。
おせっかいなおばさんの話を
ただ、読んで欲しいと思います。
このデジログへのコメント
“キミ”が弟さんと違う誰かで、本当に伝えたいのなら、直接伝えるべきだよ。後悔しないようにね
> かるねらさん
そうですね。。。
ありがとう。
最もしてはいけないことは自殺だと思う。
人を殺すよりもっと重いと思う。
自分は自分でしか無いから
> rcupさん
うんうん。自分の存在を自ら消してはいけない。
自分だけでない。周りの人も一緒に殺してるようなものです。
ここの字数では書けない…
いつか何とかって家族が思ってるうちのまさかの出来事やったんでしょうね。
> 浩市さん
ありがとう。
優しい気持ちが伝わりました。
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