｢こだわり｣の間違え

今日 自分の仕事のやり方について ぼろくそに言われました。

といっても 怒られたのではなく、叱られたのですが…


内容は 昨日までの内容。

自分は こだわりを持ってやっているつもりでした。

叱ってくれた人いわく
｢お前のは ただの税金のがれ｣
と。

これは価値観の違いで今までも言われることはあったのですが、その人は
｢スーパーで売るときは 見た目も大事。
消費者は こだわりの野菜を買いたいのではなく、こだわって作っている人の野菜を買いたい｣
と。

この感覚って 自分に今まで無かった事なんですよね。

というか 自分の考え以外は 自分のやりたいことではないと思っていました。


分かりやすく言うと、その人は
｢こだわりの甘いほうれん草を消費者が求めているのではなく、こだわりのある人が作った野菜なら 甘くなくても消費者は買う｣
と。

色々話していたのですが その人の凄いところは、
｢自分の野菜に自信を持ってスーパーに欠品状態まで出来るようになったら 俺がスーパーを紹介してやる｣
とのこと。

このフォローって ありがたいんです。

普通は
｢ちゃんと生産しろ｣
とは言いますが 販路の事は何も言ってもらえないんですよね。

なので この人は叱ってくれているんだな…と。


でも その人の言うことは全部聞けないんです。

｢玉子が先か、鶏が先か｣
のように ちょっと色々とあるもので…

でも 実行出来ると思った時には、やりたい選択肢の一つになりました。