年越派遣村の問題

ここのところ 年越派遣村の事で色々と言っている人がいるが、左のにハンドルをきる人でも ひとつ気になる発言をしている人達がいる。

それは 年越派遣を否定する人。

しかも 基本的にアンチマジョリティーな自分も納得できるような発言をしている人がいるということ。


基本的に派遣村の意図は理解しているが 活動場所や活動内容に疑問をもっているのである。

例えば生活保護申請。

生活保護は他の納税者の税金からお金をもらう制度。

派遣村に来ている人は お金が欲しいのではなく 仕事が欲しいのである。

ならば生活保護ではなく、ワークシェアリングを厚労省に訴える為に日比谷公園に集まろうというのが本当ではないだろうか？

生活保護申請であれば 住んでいた地元ＮＰＯに頼るのが一番だと思うが…。

まあＮＰＯ法人｢モヤイ｣もお金が無いと前に呼びかけていたので、各都道府県に そういう団体が無いかもしれないので 仕方がない部分もあるかもしれませんが…。

でも静岡から歩いて東京の日比谷までくるって…。

まあ そこまで困っているって事なので行政にも何とかしてもらいたいですが。


次にＮＰＯ法人｢モヤイ｣活動のボランティア側の問題。

間接的に聞いている話ですが、テントの組み立てを手伝いにきたボランティアの中に その後の食事目当てで来ているため、組み立てはあまりしていないボランティアがいたとか…

はっきりいって その人はボランティアと呼べない気がします。

阪神･淡路大震災でも 自分の食事の事を考えずに行って大変な思いをしたボランティアさんもいたみたいですが この方達はボランティアだと思います。

食事の為にボランティアのふりをしているのが問題なんです。


次に行政の問題。

今日 国が派遣切りにあった人にお金を貸し出すそうですが、それって どこかで聞いたような問題有り対応な気がします。

どこで聞いたかというと ＢＢフォンのモデム無料貸出。

結構偽名で借りて返さなかった人いるみたいです。

まあ 国のやることなんで、それなりに身分証明書とか必要なんでしょうけど…。

でも もし保証人無しで貸し出した後自己破産してしまったら…。

問題山積みの気がします。


後は派遣切りにあった人は｢お金｣ではなく｢仕事｣や仕事を得るための｢住所｣を欲しがっているのに分かっていない気がする。

しかも 貸し出すお金も国民の税金なのに お役所の人達は、賞与も貰い議員定数も減らさない(議員定数削減は民意が届きにくくなるので問題もありますが…)。

なんか問題ばかりな気がします。

でも派遣村みたいな運動は、誰かがしないと周りも気づかないので全部が悪いってわけでもないんですけど。


今回 感じるのが資本主義について。

今後 その辺も書くかもしれませんが よければまた読んで下さい。