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負けました・・・でも

2008年06月13日 08:56

オジサンの星や!阪神金本40歳10号
2008年6月13日(金) 8時2分 サンケイスポーツ

 (交流戦西武6-3阪神、最終戦、阪神3勝1敗、12日、西武ドーム金本不惑2けた弾!! 阪神金本知憲外野手(40)が西武戦の六回に10号ソロを放った。15年連続、虎の和製大砲では初の40代2けた本塁打を記録した。連勝は6でストップしたが、意地をみせてくれたアニキ拍手喝采、大したもんや!! 

 快音を残した白球は敵地の右中間、芝生席最上段に突き刺さった。獅子の若きエースに示した不惑の大砲の意地。節目の一発で示した。

 「合わせただけよ。(初対戦の涌井は)意外と変化球投手やったな。もっと真っすぐが速いと思ったけどな」

 2点を追う六回一死だ。それまで抑えこまれていた先発・涌井の失投を逃さなかった。カウント2-2からど真ん中のスライダーを一閃。6試合ぶりの10号ソロは、1994年から15年連続の2けた弾だった。激闘の荒波の中にいる主砲にとって、もちろん、通過点に過ぎない。「10本でガタガタゆうてたらアカンよ。(達成者は)なんぼでもおるよ」。笑い飛ばした。

 しかし、ただの10本ではない。阪神40歳代でのシーズン2けた本塁打は、75年のアルトマン(42歳・12本)以来、史上2人目。外国人選手を除く日本人選手では虎史上初の快挙でもあるのだ。

 驚弾でもあった。痛みと付き合いながらの08年60試合目。前日(11日)に右太もも裏に死球を受けた際、昨オフに手術した左ひざを地面に強打した。一夜明けて球場入りした時、周囲の心配を「何ともないよ」と制したが、練習前のストレッチでは隊列から離れ、首と両肩のマッサージに時間を費やした。「金本さんは鉄人ですから」と権田トレーナーはその手に力を込め、連続フルイニング出場1246試合目のグラウンドに送り出した。

 ひざだけではない。一戦ごとに体の節々が悲鳴を上げる。時折、苦悶の表情を浮かべても、決して弱音は吐かない。万全の状態にほど遠いことは、誰もが分かっている。でも、決して休むという選択肢もない。打線が沈黙する涌井にお見舞いした反撃の一発は意地だった。節目の不惑弾で今季3度目の10試合連続安打、4試合連続打点。連勝は6で止まったが、2位と8.5ゲーム差の独走、交流戦単独首位の状況に変わりはない。チームはひと休みしたが、鉄人は休まない。そのバットで喝をいれたのだ。

 最後に「記録? 何もないよ」。ポツリとつぶやきながら両手に残る感触に手応えを感じた。不惑の年。V奪回、そして自身の打撃部門のタイトル奪取へ、まだ走り出したばかり。鉄人の本領はこれから発揮される。

[6月13日 8時2分 更新 ]

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