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秋田で1勝

2008年06月29日 09:08

秋田で1勝

虎、再開初戦は白星鳥谷6号含む4安打
2008年6月29日(日) 8時1分 サンケイスポーツ

 (セ・リーグヤクルト2-7阪神、10回戦、阪神6勝4敗、28日、秋田秋田の夜空に猛虎の咆哮がこだました。阪神鳥谷敬内野手(27)の今季初となる4安打を含む出場野手全員、15安打の猛攻で、ヤクルトを圧倒。再開したリーグ戦初戦を白星で飾った。これで貯金も今季最多に並ぶ「22」。交流戦Vは逃したが、ペナント奪回へ、仕切り直しの好スタートだ。

 秋田の夜空に勝利の凱歌がこだました。出場野手全員の15安打で7点を奪い、再開したリーグ戦で猛爆発進。高らかに進軍ラッパを鳴らしたのは、復調した鳥谷だ。

 「先頭だったんで塁に出ることだけを考えて、積極的に打ちにいった。なんとか初戦を取りたかったんでよかったです」

 2点リードの四回だ。先発・石川が投じた初球、高めのスライダーを振り抜いた。逆風を切り裂く低空ライナーは、右翼最前列に突き刺さる6号ソロ。二塁ベースを全速力で駆け抜けてからスタンドインを確認し、胸を張ってダイヤモンドを一周した。

 5日間の休養で本来の調子を取り戻した。二回一死一塁で右前打を放ち、バルディリスの先制打をおぜん立て。好走塁で本塁を陥れた。六回無死一塁は左前に運び、九回二死一、三塁では5番手丸山から7点目の中前適時打トドメを刺した。07年9月4日の横浜戦(甲子園)以来となる1試合4安打の大爆発で、4戦ぶりに打率3割(.307)に乗せた。

 チームの信頼を得る不動の6番は、欠かせないルーチンワークがある。毎試合前後にスコアラー室で行う、打撃フォームチェックだ。いいときも悪いときも、ただ黙って約10分間、ビデオ画面で己の姿を見つめ直す。「鳥谷がくるようになったのは今年からだね。期するものがあるんだろう」とスコアラー陣は目を細める。プロ入り後は右肩上がりだった打撃3部門の成績が、昨年初めて下降線を描いた。「変わらなきゃ」が今年のテーマ。チーム一の練習量に加わった自己分析が、5年目の躍進を支える。

 大当たりの予感はあった。試合前練習のノックで打球が顔面を直撃。打撲と口内出血でベンチに下がった。「まだかなり腫れてますね」と試合後にこぼすほどだったが「試合中は痛みを気にしてられませんから」。今季ここまで金本新井とともにフル出場を続ける若き鉄人が、逆境で力を出し切った。

 「最初は重苦しかったけど、六回くらいから普通になったな。ナイスゲーム。再スタートをうまく切れた」と岡田監督は、満足げに白星発進を振り返った。貯金は今季最多の「22」。2位中日に再び7ゲーム差だ。

 「あした(29日)も勝って、関西に帰りたいと思います」

 投打がかみ合い、Vロード死角なしの快勝スタート背番号1の連勝宣言は、確信に満ちていた。

[6月29日 8時1分 更新 ]

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