完敗の後は完勝！

＜阪神＞快勝、上園が今季初勝利　楽天は鉄平の２ラン空砲に
毎日新聞 - 2008/6/4 21:33

【楽天・阪神】五回表阪神１死一、三塁、金本が右越え３ランを放つ＝Ｋスタ宮城で２００８年６月４日、手塚耕一郎撮影　○阪神５－２楽天●（４日、セ・パ交流戦）

　阪神が快勝した。二回、藤本の二塁打で先制し、三回に金本、桧山の連続長打で加点。五回、金本が３ランを放ち試合を決めた。昨季の新人王・上園が今季初勝利をマーク。楽天は鉄平の２ランで反撃したが及ばなかった。５敗目を喫した永井は「打たれるべくして打たれた」。

　▽阪神・金本　（五回に３ラン）藤本の時と、同じ配球だったからね。

　○…阪神の桧山は、高めに浮いた変化球を逃さなかった。三回２死二塁、甘く入ったカーブを確実にミート。「迷わず振り抜けた。風に助けられ、伸びてくれたね」という当たりが右翼フェンスを直撃し、４年ぶりの三塁打になった。金本の二塁打で２死から作った好機を得点に結び付ける価値ある三塁打。同時に、東洋大の後輩、楽天の永井に貫禄の差を見せ付ける一打でもあった。