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新井さんオメデトウ!
2008年06月01日 09:18
新井通算200号先制本塁打!まさかの逆転負け“またあした”
サンケイスポーツ - 2008/6/1 8:03
(交流戦、日本ハム2-1阪神、1回戦、日本ハム1勝、5月31日、札幌ドーム)快挙を白星で飾れなかった-。阪神・新井貴浩内野手(31)が七回、通算200号となる先制本塁打を放った。しかし、試合はまさかの逆転負けとあって、メモリアル・ゲームにも笑顔ナシ。敗戦の次の試合にはめっぽう強いFA砲が、6月1日こそ日本ハムをめった打ちにする。
カニよりウニより新井やで! 春先を思わせる寒さのなか、札幌ドームに集まった虎党にとって最高の“ごちそう”だった。七回、重苦しい沈黙を打ち破る意地の6号ソロ。区切りの通算200号は、敗戦のなかキラリと光る金字塔となった。
「節目だから勝ちたいとか、そういうのはないですよ。まあ、なんというか…。ただ、待っていてくれたファンには、感謝したいですね」
5月を14勝10敗で終えて貯金を「4」上積みした。だが、もっと勝利を届けたかった。浮かない表情が物語っていた。
六甲おろしが流れていた。0-0の七回一死走者なし。2安打に抑え込まれていた先発・スウィーニーの直球を、鮮やかにとらえる。日本ハムファンの悲鳴を押し返すように5月21日オリックス戦(スカイM)以来、7試合ぶりのアーチが、左中間席に吸い込まれた。
突破口の一打。ダイヤモンドを回る表情に、緊張感が漂っていた。花束を受け取り祝福のタッチで迎えられると、やっと笑みがこぼれた。
勝利に対するどん欲さが、ときに猛虎の3番を苦しめることもある。5月半ばの北陸遠征では、13打数2安打と不調に苦しんでいた。首位打者だったが、自分の打撃に納得がいかない。交流戦直前。携帯電話で押し慣れた番号にかけた。「新井です」。二の句をつげないでいると、力強い返事が返ってきた。
「力を入れないで、自然体でいなさい。そうすれば、打てますから」
オフに護摩行を行う鹿児島・最福寺の池口恵観法主だった。温かい言葉に肩の力が抜けた。数日後、再び電話する。今度は先に口を開いた。
「おかげさまで、打てました」
笑顔を取り戻した。交流戦11試合で38打数13安打、打率.342。重圧は心地よくもあり、苦しくもある。それを抱えながら、新井は戦う。
「まあ、またあしたです。あした、あした…」
バスに乗り込みつつ呪文のようにつぶやいた。敗戦翌日は、68打数28安打、打率.412。24打点で5本塁打と“連敗阻止男”ぶりを発揮している。史上90人目の記録は文字通り通過点。6月1日こそ道産子虎党に、勝利を届けてみせる。
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