二人は、安心しています。

今岡もよろしいでっせ！

アニキ＆新井がアーチ競演！Ｖ奪回へ虎打線はもう心配なしや！
サンケイスポーツ - 2008/2/29 8:02

　阪神が誇るＦＡ砲コンビが２８日、アーチ競演で高知・安芸キャンプを締めくくった。広島から新加入の新井貴浩内野手（３１）が場外弾２連発を見せれば、“アニキ”金本知憲外野手（３９）は最後のひと振りでバックスクリーン直撃の１４０メートル弾。虎打線は、もう心配なし！？

　キャンプの締めくくりにふさわしい驚弾だった。金本のバットから弾き出された打球は、バックスクリーンを直撃。推定飛距離は１４０メートル。大トリで打撃ケージに入ったアニキの、最後のひと振りだった。

　「最後だけ、やな」。ニヤリと笑った。フリー打撃は５１スイングでサク越え６発。一気にアクセルをふかし、このオフ受けた左ひざ手術も忘れさせるハッスルぶりだ。

　金本の爆発を呼んだのは、その前に同じくフリー打撃でスタンドを沸かせた新井だった。こちらは３５スイングでサク越え２本。左翼場外にあるネットを越える１４０メートル弾を連発した。

　「久しぶりに金本さんと一緒のキャンプでしたが、違和感はなかったですよ。寝るとき以外、１日のうち３分の２は一緒にいた感じですね。（いじられて）疲れました」

　アーチ競演に、新井もうれしくて仕方がないという表情。「バッティングはまだまだ。でも、思っていた以上に動けたかな」。金本も充実感に包まれていた。石原チーフトレーナー補佐も「（金本は）３月中旬からオープン戦に出ることになるでしょう」と太鼓判だ。

　猛虎が誇るＡＫ砲のそろい踏みの日が、いよいよやってくる。


[ 2008/2/29 8:02 更新 ]