京都の桧山

やはりご当地選手気になります。「平安」出身のヒーやん！
頑張っています！
写真はかんけいない！がんばってほしい「先発三人衆」




阪神右翼の定位置獲りに名乗りだ！３８歳桧山が逆風でも１３発！
2008年2月13日（水） 8時2分　サンケイスポーツ

　両ベテラン、健在－。阪神・桧山進次郎外野手（３８）が１２日、フリー打撃で、新加入の金村暁から豪快に２発を放ち、ランチタイム特打では逆風を突き破って１３本のサク越え。また矢野輝弘捕手（３９）も快音連発。合計７７歳のオールドコンビが本気モードに突入だ。

　新戦力の見極めに集まった報道陣や評論家が、忘れかけていた旧戦力の存在感に脱帽だ。３８歳桧山が期待のローテ候補・金村暁からスコアボード右へまず１発。さらに、ライトスタンドへもう１発。豪快な打撃を見せつけた。

　「打席に入って『速ッ』て言いましたよ。コントロールも凄くよかった。だから打てたんです。内角行きます、と予告して、スーッと内角に投げてくれましたから」

　まずは金村暁を絶賛したが、分かっているから打てるものでもない。ただ、抜群の制球力のおかげで、気分よく、スイングできたのは事実だ。

　「あのフリーが、その後の特打に生きました」

　好感触を得て臨んだ特打は１１６スイングで１３発。この時、球場は甲子園の浜風を上回る強風が右翼から左翼へ吹いていた。桧山にとっては逆風。そんなアゲンストがなければ、数字はもっと伸びていたはず。

　「今は自分のバッティングに波がある状態。早く安定させたいですね」

　例年ならまだ、黙々とフリー打撃を続けている時期。ここ数年より１週間程度早い特打は、状態の良さの表れでもある。専属トレーナーの仲田健氏は「足に不安があるから、ダッシュ系の練習量を減らし、その分、ウエートトレで上半身の強化をしっかり行った。おかげで上半身のパワーはここ２、３年で一番いい」と分析。逆風を突き破っての快音連発が、その証明。偶然、応援にやって来た平安高校時代の野球部の仲間に元気な姿を見せて応えられたのが、一番嬉しかった。

　右翼はフォードがまだその力を見せず、桜井は二軍、林は福岡県内でリハビリトレ中。静かにキャンプインしたベテランが、一気に定位置獲りに名乗りだ。