え～らしい！

やってくれそうです。先発に！！！！

赤星斬った！“精密機械”アッチソン圧巻のフリー打撃登板
サンケイスポーツ - 2008/2/15 8:02

　精密機械を証明！　阪神の新助っ人、スコット・アッチソン投手（３１）が１４日、フリー打撃に初登板。赤星ら打者３人に６１球を投げ、安打性わずか３本に抑えた。リリースポイントの見づらいフォームからスライダー、カーブを低めに集める評判通りの制球力を実践した格好。他球団００７もビックリ。岡田監督を「計算できるよ」と安心させた。

　初めて宜野座の空に顔を出したお日さまが、精密機械の看板をキラリと照らした。アッチソンがフリー打撃初登板で前評判を実証した。

　「しばらく打者に投げていなかったし、低めに投げることを心がけた。どの球をどこに投げるかを決めて集中したよ」

　１人目の赤星には、久々の対打者で２２球でボール１３球。しかし、どれもコースを狙って低く外れる丁寧な投球だった。直球とスライダーで２つ空振りを奪い、安打性の当たりは１本も許さなかった。

　３日の初ブルペンで制球力のよさを見せつけた右腕。打者に相対しても微動だにしない。封じられた赤星は「嫌だなと思った。見た人は『どうかな？』と思っているかもしれないが、１つ１つの球がいいし、スライダーの角度もある」と脱帽した。

　藤本、葛城と続くにつれて制球の精度を増す。打者３人に安打性はわずか３本。結局、ボール２４球、ストライク６球、空振りは３つ奪った。スライダー、チェンジアップに加え、自慢のカーブは１０球投じた。アッチソンは「カーブよりスライダーがよかったが、普段はカーブに自信がある」と不敵に笑った。

　圧巻の投球は他球団００７も射抜いた。パウエル問題で揺れるソフトバンクの高島スコアラーは「城島（マリナーズ）が日本向きと言っているのは聞いていたが確かにそう。制球がいい。獲ればよかった…」とガックリ。岡田監督は「タイミングもとりづらい。（先発として）計算できるよ」と高笑いだ。

　「最初の１５球はもうひとつだったが、思い通りに投げられたかな」とアッチソン。１７日に２度目の打撃投手を務める。そして安芸での２１日の紅白戦では、視察する宮崎オーナーに衝撃を与えてみせる。


[ 2008/2/15 8:02 更新 ]