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旅の終わり

2026年02月17日 17:37

旅の終わり

入れ替わりに、数人の女性ヤコブに二言三言話し


私の前に歩み寄った


女性たち「あの、イチゴさん。ありがとう。ここの町、食べ物が少なくなって困ってた。あなた、私たちの恩人。ありがとう」
英語で話してくれてますが、日本語でお楽しみ下さい)


イチゴ「どういたしまして。あれで足りる?」


女性たち「足りる。乗り物が来たから、他の町にも行ける。物を買える」


イチゴ「良かった。どんどん使ってね」


いつしか、私はたくさんの人に囲まれてました


言葉はほとんどわからず、英語で話せる人はほんの少し
(先ほどの女性たちは、英語を多少話せる人たち)


ですが、お国変われど感謝や笑顔ってもんは世界共通


握手を求められたり、笑顔で言葉をかけられたり


とにかく「困ってた」を「解決した」ことで


みんな嬉しそうでした



私からすれば、大冒険できたので満足ですが



普通に考えて”食料がそろそろヤバい”とか”乗り物がないから何も仕入れられない”は


命に係わること



貢献出来てよかったです


時間は朝4時すぎ


イチゴ「みんな寝てる時間じゃないの?早朝だよ?」


ヤコブ「食料がなかったので、交代でみんな他の町へ連絡をとったりしていたんです。私がみんなにイチゴお嬢様の存在を伝えたことで、起きて待っていた者たちが多かったのですな」



そりゃ、忍びねえな


ヤコブ「さあさあ、お嬢様もどうか食事についてください」


イチゴ「私はちゃんと、自分の分を持ってきてるからいらないよ」


ヤコブ「それはいけません。みんな、あなたを歓迎したいのです」


イチゴ「それこそ良くないよ。私は歓迎してもらいたくて来たんじゃないの。ヤコブに書類のサインを貰うために来たの。それに、私はちゃんと自分の食料は持ってきてるから、みんなの食べる分を食べようとは思ってないの」


ヤコブ「そうですか。ですが、イチゴお嬢様には次に観光として訪れていただく約束をせねばいけません。でなければ、私たちは”恩知らずの町の者”としてお嬢様の記憶に残ってしまいます」


イチゴ大丈夫、そんなことは思ってないし次は娘たちを連れてくる」


ヤコブ「約束しましたぞ!必ず訪れてくださいませ、このヤコブが責任を持って、みなさまを歓迎します」


イチゴ「ありがとう。ジェイクとクレアには食料をあげてね。彼らは遭難していたそうだから」


ヤコブ「もちろんです。お任せください」


いつしか、スノーモービルを連結していた骨組みはバラされ


積んでいた荷物もすべて降ろされ、何人かの男性たちが


燃料を補給してメンテナンスしてました


扉を閉め、温かくなった倉庫内はとてもにぎやか


隅っこに椅子を見つけ、持参したバッグから缶詰を取り出し


ようやくの食事


ロンドンから持参した「The Full Monty」です


オールインワンの缶詰で、我が家の倉庫に大量保管されてます
(いざという時の非常食です)


考えてみれば、ドカっと腰かけて食事するのは1日ぶり


日をまたぎましたが、朝に食事して以来です


中年ババアにもかかわらず、よく食べるので


缶詰1つではちと足りないですが


帰ったらいっぱい食べれば済むことです


食べ終え、容器を処分してもらおうとヤコブを探すと


3人の女の子が寄ってきました



スマホを手に持ち、スマホに話しかけたあとに画面を私に見せ


翻訳アプリ英語「ありがとう」と、画面と音声で私に訴えかけてきました


そのままスマホを借り、どういたしましてと返答


3人の女の子は、とても仲良しのようで


そこからスマホを駆使し、たくさん会話をしました
(ここからは読みやすさを考慮し”対面で話をしている”ように書きます)


女の子A「スノーモービルでずっと走ってきたの?オオカミはいた?」


イチゴ「オオカミはいなかったよ。でも、大きなヒツジみたいな動物はいた。ツノが生えてた」


女の子B「それ、きっとジャコウウシ。食べると美味しいよ」


イチゴ「オオカミがここには生息してるの?」


女の子C「オオカミもいるし、クマもいる※ホッキョクグマ


女の子A「でも、オオカミはたまにしか見かけない。普段はもっと寒い場所にいるから」


イチゴ「それはすごいね」


女の子B「あなた、どこから来たの?」


イチゴロンドンブリテンロンドン


女の子C「大都会の?」


イチゴ「人はたくさんいるよ」


女の子B「あなた、とても肌がきれい。日焼けしないの?」


イチゴ「ただの体質。あなたたちもきれいな肌をしてるよ」
(後で年を聞いたら、16歳とかでした)


女の子A「とても綺麗。私たちと顔が違うから」


イチゴ「あなたたちみんな、とても綺麗だよ」


女の子C「向こうにいる男たち、あなたのこと”美人”だってすごく言ってる。町の女と全然違う」


女の子A「ヤコブさんがあなたを大切に扱うから、男たち誰もあなたに悪さしない。ヤコブさんは町のまとめ役、町長よりも偉い」


イチゴ「そうなの?ヤコブは偉い人なの?」


女の子B「ヤコブさんは私が生まれたとき、既に偉い。今日の集まりも、ヤコブさんがみんなに話して集まった。何人かで他の町に食料を分けてもらいにいこうとしてたけど、ヤコブさんが止めた。猛吹雪で生きて帰ってきた人、いない」


女の子C「ヤコブさん、あなたのことずっと待ってた。苛立つみんなを説得してた。”必ず助けが来る。お嬢様食べ物を持ってきてくれる”」


女の子A「だから、私たち誰も町から出なかった。みんなであなたを待ってた。あなたが来なかったら、ヤコブさんはみんなから嘘つき呼ばわりされるところだった」


イチゴ「私はちゃんと現れたでしょ?」


女の子A「ここは極寒の町。吹雪になったら誰も来ない。あなたがアンマサリクに向かったと連絡が来たのは、今朝。誰も信じない、だって女の人が1人で吹雪の中この町に向かったなんて情報、誰が信じる?」


イチゴ「信じることは大切だよ?私はずっと吹雪の中を走ってたから、まる1日かかったのはしょうがないでしょ?」



女の子C「だから、みんな感謝してるの。車よりもスノーモービルのほうが、この町では大切。道は途中で終わるけど、スノーモービルは道じゃなくても走れる」


イチゴ「それは良かった。みんなで使ってね」


女の子B「あれを5台もくれるの?あなたはお金持ち?」


イチゴ「私はお金持ちじゃないの、私の祖父がお金持ち※おじいちゃんのこと」


女の子C「あなたの祖父がお金持ちなら、あなたもお金持ち


この3人は、私への興味が尽きないようです



なぜあなたは肌が白いのか?


メイクは毎日しているのか?


何を食べたらそんなに細いのか?



どの国でも、女性の求めるものは


「己の中にある、究極の美」


なのです



この先は、再び吹雪が来てアンマサリクに閉じ込められた話しかできないので


この冒険は、ここらで終わりです




ま、大した経験ではないですが


冒険してきたぜ!という達成感はあるので


長々と書いてみました






ではでは~

このウラログへのコメント

  • soro 2026年02月17日 17:58

    姫さまじゃなくて女神さまになったね

  • 紙ひこうき 2026年02月17日 18:17

    お疲れ様でした
    今回のお話はホントに驚いて読みました
    強い心がないと出来ないかなと思います
    尊敬します

  • ゆう 2026年02月17日 18:37

    無事でなにより
    よかった、よかった(^^)

    町を救ったイチゴ姫
    今後、町の伝説になるよ

  • bluesky 2026年02月17日 18:57

    男前過ぎるイイ女です(^^)

  • たか 2026年02月17日 19:03

    いつもの事だけど、読み応えありました。
    さすがにもう無理かもしれませんが、私もそんな旅をしてみたいー
    お体には気をつけてくださいね。

  • アラン 2026年02月17日 21:46

    いつもながら素敵なお話をありがとうございます

    少し病気の自分を恨めしくも思ってしまいましたが、我らが女神イチゴには恐れ多い事ですね(笑)

    寒さは桁違いでしょう、ゆっくり休んで下さいね

  • エフ 2026年02月17日 23:29

    まさにイチゴ神降臨ですね。

  • 幾三 2026年02月17日 23:41

    大した経験です
    俺なら死んでるよ
    やはら貴女は神ですね
    幸せを運ぶ強く美しい女神です

  • ひろ 2026年02月17日 23:50

    女神降臨
    大冒険お疲れ様でした
    冒険譚、面白かったですー!

    次はどんな女神が降臨するんだろ? ワクワク!!(笑)

  • いわお 2026年02月17日 23:55

    こんばんは
    お疲れさまでしたね
    使命を果たした後なので
    ゆっくりと英気を養って静養してください
    そうそう行きがあれば帰りもありますからね
    無事を祈ってますよー

  • 太陽 2026年02月18日 00:17

    おつかれマラです。
    イチゴさんの周りは、良い人がいっぱいいますね!
    これも人徳のなせる業なのでしょう!
    素敵です(^_-)-☆

  • ぺんぎん 2026年02月18日 03:09

    お疲れさまでした!

  • .め が ね 2026年02月18日 04:16

    凄い冒険でしたね
    無事に書類を貰えて、帰って来られて良かったです

  • BSレオン 2026年02月18日 06:11

    一人で北極圏踏破するなんて、はじめはどうなる事かとヒヤヒヤしましたが、さすがイチゴさんです!
    なんとか無事に到着し本当に良かったですね。安心また感激しました!
    ロンドンでゆっくり休んでください。

  • dell8200 2026年02月18日 09:08

    これ、帰りはどうするんですかね?
    車かヘリの迎えがくるのかな?
    なんにせよ、お疲れ様でした。

  • イチゴちゃん 2026年02月18日 09:23

    > dell8200さん

    隣の島に、物資とかを運ぶ空港があるんですよ。猛吹雪なので何日も飛べなかっただけで、天候さえよければここの空港に空の便で来れたんです( ^^) _U~~

  • 佐々木健介 2026年02月18日 09:51

    いやー大したもんだ。
    無事に任務完了できて何より。
    お疲れ様でした♪

  • かたちん 2026年02月18日 11:42

    写メから吹雪のなか突き進む姫さまを想像しています。さすが我らが女神さまです。
    お忙しいとは存じますが、姫さまの日常の話しも楽しみにしています。

  • Marines 2026年02月21日 10:11

    おはようございます
    無事にミッションクリアしたようですね
    気をつけて愛する娘さんの元にお帰り下さい
    楽しいリポートでした。

  • ハートブレイカー(秘密既婚NG 2026年02月22日 09:49

    それで、光のカーテンオーロラ
    見えての?

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