- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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目的地、到着
2026年02月13日 18:30
とりあえず、食事は昨日の朝してからは何も口にしていないというので
ビスケットを渡して、雪を鍋に入れて即席の白湯を作り
話を聞いてみる
2人はどちらもニューヨークに暮らし、彼氏の方はスーパーマーケットの
マネージャーとして、市内外を毎日走り回る生活
彼女は大学で教鞭をとっているそう
ずっと忙しかったけど、申請していた長期休暇がやっととれるということで
あこがれだった「キャンプしながら旅をして、オーロラを見る」のがしたかったそう
イチゴ「そういえば、ずっと吹雪いてたからオーロラを意識してなかった」
ジェイク※彼氏の方「なら、もしかしたら帰るまでに見られるかもしれないよ。この2か月でわかったことは、オーロラは気まぐれだってことさ」
クレア※彼女の方「私たちも10回は見た。それも突然ね。今日は見られるかな?って期待すると見られなくて、期待せず寝る前に用を足しにテントを出ると、満天のオーロラ出現!って感じ」
そうは言っても、私の目的はオーロラではなく「おじいちゃんの代理で
契約書類を授受」ですからね
イチゴ「それ食べたら、出発してもいい?私が運転するから、隣のモービルに乗ってくれればアンマサリクまで乗せていくよ」
2人「それは助かる、ありがとう」
まだ若いこともあり、まる1日くらいの強制断食ではへこたれてない様子
スノーモービルが初めてという2人は、とにかく乗ってしがみついていればいいとだけ伝え
走行開始
クレア「ねえ、イチゴ。どうしてこんな季節にこんな未開の土地を走ってたの?」
イチゴ「航路だとたどり着けないし、空路は封鎖。じゃあ陸路で移動ってなったけど、グリーンランドは町と町の往来はほとんどないんだって。だから、スノーモービルで移動してたの」
ジェイク「でも、女性1人で移動するなんて、冒険家じゃないとできないよ」
イチゴ「そう?やってみたいと思ったなら、行動しなきゃ。人生は1度だけなんだからさ」
クレア「そうね、そう思う。でも今回はもうダメかと思った」
イチゴ「いざってときはどうしようと思ってたの?」
ジェイク「これさ、これをレンタルしてる」
クレア「これ、衛星電話。3日で壊れたけどね」
イチゴ「じゃあ、私が通らなかったら?」
ジェイク「今頃、2人で空腹に震えながら壊れたテントを直してるんじゃないかな」
クレア「そうね、私たち運がいいわ」
イチゴ「まあ、元気があればそれでいいか、じゃあ、とばすからつかまってて。もうスピードには慣れたでしょ?」
ジェイク「ああ、大丈夫だ」
その言葉を最後に、アクセルをひねる私
明かりの見えるほうへ、ひたすら速度を上げる
雪はいつしか、凍りだらけになり
大きな湖のようなところにたどり着いた
イチゴ「マップだと、これ湖かもしれない。まっすぐは危険だからちょっと迂回するからね」
と2人に声をかけると、私のスマホが着信
手袋をはずし、電話に出る
イチゴ「はい」
マリア「ほら、ママ出た。ねえママ、今どこなの?おじいちゃんがすごく心配してたんだから」
イチゴ「もう明かりが見えるところまで来たよ。おじいちゃんは近くにいる?」
おじいちゃん「おおイチゴ。電話がつながらなくて心配したんだ。どうだ、もう着きそうかね?」
イチゴ「アンマサリクの明かりだと思うのが、もう見えてる。あとちょっとかな」
おじいちゃん「そうか、ヤコブ(今回の契約相手)から何度も電話が来てな。イチゴがまだ到着しない、とそれはそれは大層心配していてな」
イチゴ「大丈夫。きっと内陸だったから電波が通じなかったんだと思う」
おじいちゃん「そうだったのか。ヤコブにすぐ連絡をするからな。吹雪がすごいんだと聞いているぞ?」
イチゴ「ちょっと前に止んだよ。今は風も吹いてない」
おじいちゃん「そうか、それはイチゴの美貌に神がひれ伏したのかもしれんな」
イチゴ「私もそう思う」
おじいちゃん「慌てずにな。大層な雪の中を移動するのは大変だっただろう」※おじいちゃんは、車にスノーモービルを載せて車移動してると思い込んでいて、私も”スノーモービルで自走して移動してる”とは伝えてない
イチゴ「そんなことないよ。じゃあ、もう行くね」
おじいちゃん「ああ、気を付けるんだ」
イチゴ「ねえ、2人とも。もうそろそろ町に到着するみたい」
2人「それは朗報だ!」
イチゴ「じゃあ、急ごう」
再び動き出す3人
道はいつしか、緩やかな下り坂
氷が支配する世界を、ひたすら走る
明かりが大きくなり、さっきまで道なき道だったはずが
いつしか雪をどけた跡が見られ、自分が走っているのは道路だと実感がわく
ようやく明かりの発光元が見えたころ
明かりを振って合図する様子が目の前に広がる
それらへ近づく私たち
2人の男性が、懐中電灯を手に私たちに合図をしていた
男性A「アナタ、イチゴ?」※片言の英語
イチゴ「そう、私」
男性B「ヤコブ、アソコ。アナタ、イク」
イチゴ「あそこ?あの建物?わかった、ありがとう!」
言われるがまま、指定された建物に向かう
少しの上り坂を登ると、とんがり帽子の建物がそびえ建ち
1人の男性が私たちを出迎えた
ヤコブ「イチゴお嬢様ですね?ジョン卿から連絡がきております。
私はヤコブ、かつてジョン卿の下で働いておりました」
イチゴ「ヤコブね、どうぞよろしく。おじいちゃんから話はある程度されてる?」
ヤコブ「ええ。スノーモービルと食料を運んでいただけると。何たる光栄と慈愛、恐れ入ります」
イチゴ「堅苦しいことはやめない?ここにおじいちゃんはいないんだから」
ヤコブ「そうはいきません。私の今の生活はジョン卿に支えていただいてのものです。今回の契約も、私や町の者を思いやってのもの。それをお嬢様に失礼を働いたとあっては、ジョン卿に顔向けができませね!」
イチゴ「そっか。でもね、楽しく旅ができたから私は満足だよ」
ヤコブ「まさか、スノーモービルを自分で運転してこられたのですか?」
イチゴ「そう。運搬するにも人手がいるからね。だったら私が運ぶ、って思って持ってきたの」
ヤコブ「・・・それは命がけの行為です。イチゴお嬢様に何かあったら、私は自分の命で償っても償いきれません」
イチゴ「いいのいいの!こういう冒険に憧れてたの!でも、おじいちゃんには内緒ね?」
ヤコブ「しかし・・・」
イチゴ「いいの!はい、これ5台全部、おじいちゃんからね」
ヤコブ「なんと、これはありがたい!」
イチゴ「食料もとりあえず、グリーンランドの人たちに選んでもらったから。何が何かはわかってないけど、食べなれたものだと思うよ」
ヤコブ「感謝します。さあさあ、どうぞ建物へお入りください」
そう言って扉を開けた中には、たくさんの人たち
ヤコブ「さあお前たち、私の親愛なるイチゴお嬢様が食料と燃料、スノーモービルを私たちに与えてくださった。みんなで運ぶんだ!」
※ここからは私のわからない言葉でしたが、ヤコブに教えてもらってるのでそのまま日本語でお楽しみください
イチゴ「この人たちは、ヤコブの家族?」
ヤコブ「いいえ、みんな近所の者です。この町は冬になると外界から閉ざされた街になります。それはグリーンランドであれば他の町も同じですが。
冬の間、私たちは荒れていれば漁にもほとんど出られず、保存食を食べるかあるいは近隣の村などへ物資交換に出かけ、食べ物を確保します。
海に船を出せるときもありますが、漁は漁。確実に獲れるとは決まってません。獲れればタラが食べられますが、それは運次第。
それが、私のものも含めスノーモービルが故障してしまって、足りなかったのです。なので、この5台はみんなで大切に使います」
イチゴ「そうだったんだ。とりあえず、彼らに何か食べ物を貰える?ここに来る途中で合流したんだけど、昨日からまともな食事をしてないんだって」
私はジェイクとクレアを指さして、ヤコブに告げる
ヤコブ「おお、それは大変でしたな。食事なら今から準備します。
見たところ、トナカイやアザラシの肉を積んでくれたようです。
イチゴお嬢様は、グリーンランドでの食事は初めてですかな?」
イチゴ「イルリサットで鶏肉を食べたよ」
ヤコブ「ふむ、それはおそらく輸入ですな。この国はジャコウウシやトナカイの肉を食べます。クジラも食べるし、アザラシも食べますよ」
イチゴ「トナカイ!?食べたことない」
ヤコブ「大丈夫、みんなで準備します。お嬢様はまず温まってください。さあ、お付の方もこちらへ」
クレア「ねえイチゴ。あなたってもしかして、どこかの国のお姫様?
あんなにあなたに敬意を示して、すごいことよ!?」
ジェイク「僕もそう思った。君はとてつもなく偉い人なのかい?」
イチゴ「そんなことないよ。彼のかつての雇い主が、私のおじいちゃん。それだけ」
クレア「それにしては、あなたを神のように敬ってた。ねえ、もし偉い人なら早めに話して?」
イチゴ「本当に、それだけだよ」
ジェイク「わかった、君を信用するよ。ただ、僕たちはよそ者だしタダで食事にありつこうなんて思ってない。手伝ってくるよ。」
クレア「私も行く」
ジェイク「君はイチゴと一緒に休ませてもらって。こういうのは、僕の仕事だ」
あと少し続きます




このウラログへのコメント
無事に到着する事が分かっていても…
到着するまでドキドキしますね(笑)
しかし凄い体験ですよね。
イチゴちゃんじゃなきゃ遭難してると思うな。
ドキュメンタリーで放送したら人気出そう。
生きてるって感じですね!
凄すぎ!
あまり無理しない様に!
素敵な出会いに感動してます
空腹は辛いから
女神様のように慕われたことでしょう
助け合い大事なことですよ
いちごさんえらいっす
東京にもトナカイ食べられるお店があるみたいです。かなり美味いらしい。
イチゴさんの行くところいつもドラマチックな出会い、出来事が起きるね。
今回は遭難者と出会い、助ける!
映画にできそうだね。
続きを楽しみにしています♪
姫さまは幸運の女神さま。おもむくところに幸をもたらしますね。でも。。。ジャコウウシ。。。食べるの。食べれるの?
おつかれマラです。
いい人たちに恵まれてますね(^_-)-☆
ホントに無事に着いて良かったですね!
️
安心しました
無事に着いたようで安心しました
女神イチゴここにありですね
ありがたや
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