- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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補給&再始動
2026年02月06日 19:37
骨組みで結ばれたスノーモービル2台
そして、後ろに連結した大きなソリ荷台に鎮座する、スノーモービル3台&荷物
燃料タンクと食料だけで、けっこうな量です
イチゴ「これ、動く?」
父親「ああ、問題ない。下は氷、障害物は雪だ。きっかけさえあれば、滑っていく」
イチゴ「じゃあ、もう行くね」
ミニック「オーレの住むイガリクまでは、50キロくらいだ。コイツなら普通に走って30分ってところかな」
イチゴ「そんなに早く着く?」
ミニック「ああ、この先は海だからね。邪魔するものはほぼ無い」
イチゴ「海に落ちたら、助からない?」
父親「落ちれば、な。この時期は氷も溶けないし、溶けないからズレたりもしない。安心しなさい」
イチゴ「わかった、じゃあね!!」
軽く練習しただけのスノーモービルのアクセルをひねる
左のヤマハに乗る私の動きに合わせて、右のポラリスも動きを真似る
左に軽く切ると、右の車両も左に動きを合わせる
おお、すごい!!
というのが、私の感想
そこからは、感想なんてもんじゃない状態で
猛吹雪
目の前、白・氷・黒
ですよ
走り始めてすぐにですね
おそらく海なんですよ
でもですね
陸も海もね、凍っててね
なおかつ、雪が積もってるし途切れ目がどこだかわからないしで
「走るしかねぇ!!」
なんですよ
コンパスを常にチラチラ見ながら
最初はノロノロ
5分もすれば、荷物が意外と動かないことも理解して、時速50キロ
もう5分経過したころには、慣れてしまって時速80キロ
吹雪がちょっと弱まったときなんて
時速110キロですよ
コンパスだけを頼りに、ひたすら北東を目指し
走ること30分程度
プップ~!!プップップ~!!!
というクラクションと共に、併走するスノーモービル出現
男性「君がイチゴか?」
イチゴ「そう!あなたがオーレ?」
オーレ「そうだ。ミニックから連絡が来てな。そろそろ着くかと、外を気にしていたら明かりが見えたんでな。この吹雪で走るとは、恐れ知らずかあるいは雪の化身か?」
イチゴ「後者かな。とりあえず、お願いしてた食料は確保できそう?」
オーレ「ああ、まとめて置いてある。現金払いでいいんだな?」
イチゴ「うん。ミニックから金額は聞いてる?」
オーレ「十分な金額だ。とりあえず付いてきてくれ」
そう言うと、先導し私を気にしながら走ってくれるオーレ
吹雪の先だと思い込んでた建物は、ものの数秒で真横に現れ
そのうちの1つに、スノーモービルごと入り込みました
オーレ「まずは温まるといい。今、妻が飲み物を持ってきてくれる」
イチゴ「ありがとう。気力があるうちに荷物を積むよ」
オーレ「これくらいなら、俺が積んでやる。君は休むんだ。
雪道をスノーモービルで走るのは初めてだと聞いてるぞ?」
イチゴ「ええ。でも、やればできるもんだね」
オーレ「そう言っても、このホワイトアウトで走るのは根性が試される。
大抵の男でも尻込みするぞ。あんた、怖いもの知らずか?」
イチゴ「そうかもね」
オーレ「とにかく、休むんだ」
そう話してるうちに、オーレの奥さんが温かいコーヒーを持ってきてくれ
しばし2人で談笑
マグレーテ※オーレの奥さん「ロンドンってそんなに女性が強いの?
ここじゃ仕事だって、魚の加工とかくらい」
イチゴ「女性が強いんじゃなくて、男が弱くなってるんじゃないかな」
マグレーテ「ここはまだまだ男社会。漁に出るにも、男がほとんどよ」
イチゴ「マグレーテは何の仕事をしてるの?」
マグレーテ「こんな小さな村だから、仕事なんてないわ。編み物をするくらい」
イチゴ「それもいいね」
マグレーテ「暇よ。編んで、食事を作って、たまに買い物をして、の繰り返し。冬は毎日、こんな感じだし」
イチゴ「だったらロンドンに来る?でも、目まぐるしく生きるだけが
輝かしい生き方じゃないと思うけど」
マグレーテ「勉強ができれば、私もデンマークで働けたと思うけどね」
イチゴ「今からでも遅くないよ?」
オーレ「さあ、積み込んだぞ」
イチゴ「ありがとう。じゃあ、行くね」
オーレ「風向きが変わったから、気を付けてくれ。君の進む方向に対して、追い風だ」
イチゴ「追い風は良くないの?」
オーレ「後ろに雪がまとわりつく。10分ほど走ったら雪が積もってないか確認したほうがいい。最も、吹雪を上回るスピードで走れば雪は積もらないけどな」
イチゴ「なるほどね」
しばしの温かさをお腹に留め、再び倉庫を出て走り出す私
オーレ「サービスで燃料はうちのを足しておいた。積んである燃料は手つかずだ」
イチゴ「ありがとう!また会える日を楽しみにしてる!!」
マグレーテ&オーレ「気を付けて」
倉庫を後にし、再びコンパスを見ながら走る私
少々小高い丘を登り、走り始め
吹雪を超える速さを出す
たしかに雪は積もらないし、降ってる雪が止まって見える
なんとも不思議な感覚
全速力とまではいかないが、100キロほどで走っても平坦な大地
木も生えてない、草なんぞ見えもしない
ひたすら白の世界
10分も走らないうちに、スマホは圏外になり
とうとう、コンパス以外は何も情報を得られない状況
ですが、私はテンション爆上がり
人生において、こんな白の世界をひたすら走るなんて
あるだろうか?
おそらく、この先も二度とないこの体験
ものすごく楽しんでます
空は暗いはずですが、吹雪の白にヘッドライトが反射し
周りも白のワールド
走ります
もうちょっと続きます




このウラログへのコメント
幻想的な世界ですね!!
凄い体験ですね。
読んでいると引き込まれます!!
一人で始めてづくしの経験を想像すると心細いし、怖くて尻込みをするのが普通だと思うけどイチゴさんは恐怖心がないみたいですね、すごいなあ
凄いよ
イチゴ\(^o^)/
360度白い世界
コンパスだけが頼り
初めての地
なかなかの冒険譚!!
なんとも貴重な体験をされてますね...
なんか…凄い
読んでて映像が浮かんできた笑
過去にメールのやりとりしてたんだね
また覗きに来ますねー笑
スノーモービルで吹雪の中時速100キロはクレイジーです。
まあいま日記書いてるってことは無事に済んでるってことなんでしょうが。
イチゴ様
あいかわず素晴らしい美脚ですね
凍結した海の上、極寒のホワイトアウトの中を連結モービルで爆走?!さすがは姫さま。想像しただけで縮こまります。
大冒険!気を付けてください!
すごい世界ですねー
スピード出してるだろうから小さな起伏とか、心配になります
おつかれマラです。
がんばれー!
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