あおぞら銀行赤字転落 下半期分配当無配へ転落

あおぞら銀行の赤字転落のニュースはちょいと驚きですね。
あおぞら銀行は、以前から高配当銘柄で有名でしたが、
昨日の決算発表で急落、407円安(15.9%安)の2150円で引けた。
高配当が好きな個人の多くが買っている銘柄で、私の知人も買っていましたからお気の毒です。
この決算発表で第３と第４四半期で予定されていた配当計78円は無配となりました。
原因はアメリカのオフィスへの融資です。何度も私も指摘して来ましたが高金利下でオフィス部門
の賃貸事業は、借り換えで金利が上がりますから、契約率が落ちれば、当然破綻懸念が出て来ます。
それでなくともコロナ禍でアメリカのオフィス需要は、コロナ前より20％も落ち込んでいます。
それであおぞら銀行は貸し倒れ引当金を大きく計上したわけです。
まあ貸し出し先の破綻懸念があるという事を認めた事になりますね。
もっと早く引当金を計上すべきだったと思います。
賃貸事業を行うなら、オフィスではなく物流（倉庫)、データセンター、ヘルスケア部門に
投資すべきでしたね。
これも私がリートへ投資するなら、物流(倉庫)、データセンター、ヘルスケア部門が多い銘柄にすべきと指摘しています。
新NISAであおぞら銀行買った人もいると思いますが、ここは相場を勉強する機会とみなすべきです。
まず考える事なく損切りですね。昨日決算発表して直ぐ損切りした人は将来有望ですよ。
買値がかなり低い1000円以下なら損切りせず様子見もありですけどね。