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半導体銘柄は上げが突出している。そろそろ主役は無理か?

2024年02月23日 22:38

日経平均は39000円を超えたが、以前から言うように半導体関連の銘柄の上げが突出しています。
これから日経平均が4万円を目指すとなると、これから先も半導体銘柄は上げの主役になるのだろうか?
例えば東京エレクトロンはPER50倍、アドバンテストはPER81倍、ディスコはPER69倍、レーザーテックはPER75倍まで買われている。
いくらAI革命で、AI用半導体が伸びるからと言っても結構な所まで買われている。
これだけ買われたら、これから先の日経平均の上昇の主役を今までのように
半導体銘柄が担うというわけにもいかないだろう。
日経平均4万円を目指すとすると次の銘柄群が必要になる。
第2の企業群と言っても各界を代表する大企業群だろう。外人投資家はそういう銘柄に集中して投資して来る。今の情勢では中堅企業へ直ぐ飛びつく感じではないな。
候補としてまず5大商社を挙げたい。
三菱商事などの5大商社はまずまず上昇はしましたが、
三菱商事はPER14.1倍、三井物産はPER10.2倍、伊藤忠はPER12倍、丸紅住友商事に至ってはPER9.2倍と8.8倍である。この企業群も割安ですよ。
三菱商事がPER14倍まで買われたならば、他の商社へ買いが回って三菱商事
PER14倍まで買われてもおかしくはない。
日経平均全体のPER16倍から見ても未だ割安と言える。
商社株は増配と自社株買いを行うので、株価が上昇する余地がある。
それと従来のエネルギー金属主体の商売から小売りまで幅を広げて来ているのも興味深い。
次の候補として変わり身が凄い日立SS次いでソニーを挙げたい。
因みにPERは日立は22.5倍、ソニーが17.8倍まで買われている。
まあ平均の16倍以上に買われているが、特別割高に買われているわけでもない。
特に日立の取り組みは、従来のビックデータを取り扱う方策が違う。世界でも初めての事を
やろうとしてる。だからソニーよりも買われているわけです。
次いでメガバンクは純利を生み出す力がある割には株価いまいち上昇しない。
今までのマイナス金利政策が足を引っ張っている感じだ。まもなくマイナス金利日銀が撤廃するだろうから銀行株の出番である。
因みに三菱UFJ、三井住友F、みずほFのPERは各々13.5倍、11.5倍、10.8倍である。
この業界も割安ですよ。
自動車メーカー外人投資家は目を付けるだろう。
トヨタはPER10.5倍、ホンダはPER9倍である。デンソーは21.3倍、アイシンは16.5倍である。
メーカーはこれからの成長性を描き切れていない。だからPERが低いのだろう。
成長性を論じるならEVやFCVへのシフトが現実味を帯びて来る頃か?
他に買われる企業群は信越化学村田製作所キーエンスダイキン辺りか?
以前なら日本電産(NIDEC)を真っ先に挙げただろうが、今は一押しの車載事業が伸び悩んでいて
推す事が出来ない。
これらはあくまで自分の私見です。
アドバイザーとしてお金をもらっているわけではありませんから、買って下がったから責任取って
と言われても困りますよー(笑い)

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