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2023年のアメリカはハードランディングの年になる?

2022年12月28日 09:27

2023年のアメリカはハードランディングの年になる?
アメリカの過去を探って行くと、インフレ率5%、失業率5%以下の条件下なら、必ず
アメリカはハードランディング(景気減速が長く続く)に陥ると説くエコノミストがいる。
この人は、2008年のリーマンショック予言した破壊博士と言う異名を持つヌリエル・ルービニ氏だ。
要はアメリカの景気が半年ほどの景気低迷で済むとみているエコノミストが多い中で、我々投資家
今回の景気低迷は長く、そして谷も深いとの警告を発した事になる。
実際そうなるかは分からないが、景気の底が深くて長いなら、投資タイミングは難しくなる。
底が分からない時の鉄則を持って進める事だ。
まずいち早く利が乗っている投信や株を売却して現ナマを用意する。
次は狙った銘柄や投信は長い期間掛けて難平買いをして仕込んで行く。
これをすれば、3~5年後には大きな利が乗って帰って来る事になる。
決して焦って仕込む事はしない事。じっくり波間の底と思う時を仕込んで行く事である。
意に反して仕込んだ価格よりかなり下がってしまったなら、損切りしながら買い資金を確保して行く。
このプロセスは下落相場では当然の行為である。底値など後から分かる事で、相場の最中では分からない
から仕方ない事である。
しかし最近の日経平均やNYダウの下落は、前回のFRBパウエル議長の来年2023年のFF金利の下げは無いという発言から来ている。
それに対し自分の見解は、景気減速で企業業績の低下や失業率の上昇が起きれば、FRBは政策金利を下げざるを得なくなって来るから、来年2023年後半に利下げのアナウンスで大幅に反転上昇が見込めるだろうと言う見解だった。
それは本日のモーサテでの三菱UFJモルガンスタンレーの藤戸さんの見解と一緒である。
ただ景気減速下でも失業率の上昇(5%を超えるとか)が起きない場合は予測が付かない。
まあ不確実性があるのは当然だから、それにおびえて投資を控えるのであれば投資家資格はない。
景気減速は確実だから、株価は下落する。そこでどれだけ安値で株を仕込めるかは
各自の素質(粘り、我慢強さ、損失を屁とも思わない胆力)に掛かって来る。

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