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嗅覚感知器は流行りになるか

2022年12月25日 22:01

嗅覚検知器については、ソニー認知症パーキンソン病の初期症状を検知する
為に利用しようとしている事は以前ここで記載した。
アメリカサンフランシスコ郊外にあるアメリカの企業コニクー社の取り組みを紹介したい。
コニクー社は犬の嗅覚を検知する能力を応用して、人間の健康状態を判断しようとしている。
人間は揮発性有機化合物(VOC)を常に発している。
それはその人間固有のもので、しかもその日の体調によって異なって来る。
犬はそれを全てかぎ分けられるらしい。その犬の匂いをかぎ分けられる受容体を真似る事で様々な
応用が出来る。例えば何らかの病気に罹るとその人間のVOCは通常と異なったVOCを発する。
VOCは独自の分子構造があり、それを識別管理する事ができる。
臭いの感知技術の応用は無限大で、爆発物を感知して排除したり、病気の早期発見、診断にも応用出来る
先に日本の企業の応用例を紹介した。お酒醸造過程での匂いを感知して、職人がいなくとも、りっぱな日本酒醸造可能になる旭化成の技術。工場内の匂いを検知してトラブルを未然に回避する日立SSの技術等々。
ソニー日立SS、旭化成の試みも全て嗅覚を検知する事で様々な事に応用できる事例である。
匂いという分野の応用例は現在世界中で研究開発が進んでいる。
これらの嗅覚検知器を定期健康診断時に使用すれば、病気の早期発見や病気の定性も可能になるだろう。

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