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現在進行形2

2022年07月26日 11:25

「うっ・・」

胸を鷲掴みされて、美鈴は苦悶の表情を浮かべた。
少し強さを緩めて、そのまま胸を揉んだ。

「や、止めて下さい…」

それでも揉み続けると、身体を引いた。俺の腕がポケットから抜けた。

「もうう~、変な事しないで下さいっ!」

セクハラで訴える?」

「又したら訴えます、もうぅ、あたりまえですよっ!」

口調は強かったが、少し笑ってるのか、はにかんでるのか、複雑な表情だった。

次の週、その次の週、彼女は来なかった。
そして、次の週、

「久しぶりじゃないか、ずっと待ってるのに」

「そんなことおっしゃられても、配達ありませんでしたもの」

受け取りを済ませ、無難にペンを戻すと、俺は玄関の土間まで、下りた。彼女が慌てて身を引いた。

「ぇっ、なに?」

「胸、触らないよ、訴えるでしょ?」

「はい、ダメです」

俺は、彼女の腕を取って身体を引き寄せた。
外してないマスクの顔が近づいて、俺は彼女マスク越しにキスをした。

「…」

眼鏡の奥の目が大きく開かれ、彼女は俺の胸を押して、身体を離した。

「これは大丈夫だろ?」

「だ、ダメに決まってます!」

「でも、布に触れただけだよ」

「それは、そうですけど、ダメです…」

彼女が喋ってる途中で又、キスをした。
又、目を丸くし、そして閉じた。俺の胸にかかる手の圧力が弱くなり、
俺は抱きしめながら、マスク越しのキスを続けた。

「配達なくても、顔出してよ」

暫くして、俺は彼女を抱きながら、囁いた。

「え…でもぉ…」

「配達がない時は、後ろの勝手口に来て。俺に顔を見せて」

「え~、そんな~無理ですよぉ~」

彼女が少し下を向く。俺は彼女の顔を上げ、マスクを顎に下げた。

「来て欲しい」

そして、唇を重ね、強く抱きしめた。

続く



かなり現在に近づいて来ましたが、まだ届いていません。
出会ってから、ここまで約4か月、今も進行しています。

このウラログへのコメント

  • 星姫 2022年07月27日 14:13

    続きが気になる!!

  • 妄想劇場 2022年07月28日 23:08

    さて、どうなることやら。
    とりあえず、まだ現在までに至っていません。でも、もう少しです

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