- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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13th Plaza Hotel Part 17 それにしても、ここまで
2020年07月15日 01:09
それにしても、ここまで
鏡を使った部屋は初めてだった。
部屋に入って見ると大きな鏡が
ベッドのなぜか足元側に
見上げるような角度でさりげなく置かれている。
あとは普通の姿見があるだけだった。
だが、引き戸のように頭側とベッドサイドの壁を開け、
天井の仕掛けをスライドさせると
たちまち「鏡の間」に変貌した。
もっと映りこむように性器をさらす女の肢体が
反射を繰り返して無限遠で広がる。
足元の鏡の効果で、
天井にも身体がずらりと映りこむ。
期せずして乱交の光景を思い出したらしく
性器をかきまわしてくねる自分を
かっと目を開いて見つめながら
高まりへと上ってゆく。
「まんこがいっぱいだよ。」「
「ちんぼこがいっぱいだよ。」
「見て見て。垂れてる。また垂れてる。」
確かにそのとおり、
腰の周りのシーツのシミが大きく広がっている。
ほとんど放ちそうになるのを
かろうじて押さえ込んで
ずるずると引き抜いたペニスが
愛液でてらてらと光りながら
再びいきり立ちだす姿が
これもずらりと映りこんでいる。
ひどく刺激的な光景だった。
もうためらいはない。
果てるときだと思った。
再びひざまづかせ
尻を高くかかげさせ
湯気がたちそうな性器をおしひろげ
肛門からクリトリスまで
鏡の中に捉えるように角度をとりながら
ちゅう、と吸い付く。
じゅるっ、と舐めあげる。
ぐしゅり、と舌を入れる。
びじゅっ、とかみつく。
びちゃり、と唾液をぬりつける。
百人を越える女に、
百人を越える男が
むしゃぶりついている。
その姿に、さっきまでのささやきが
嘘のように喚きが続く。
「ぎゃあああ。こわれるううううう。」
「舐めて。もっとなめてええ。」
「ちがう。ちんぼ入れてええ。」
「ちんぼこ。ほ・し・いいいいい。」
突っ込んだ。
這う、と
しゃがむ、の
中間の卑猥きわまりない
犬の形の中腰で思いっきり突いた。
前後に抽送する。
くねる腰の中心部に
直線的にペニスをたたきつける。
前に突くと腰を突き出してよがる。
後ろに引いても腰が追いかけ
ペニスを絞り込む力が強まる。
「裏がえる。裏がえる。」
意味不明のわめきだった。
後でたずねると、
ペニスを引かれるときに
「全部の内臓が裏返しに引きずり出されるの」
という恐ろしい感想が帰ってきた。
百人を越える女の性器に
百人を越える男の性器が沈んでいる。
濡らし
震え
這い
くねり
うごめき
ひくつき
あえぎ
わめき
絡み
つかみ
もみ
垂らし
噴出し…
「しんじゃうよお。」
「もっとついて。ずんずんついて。」
「いやああ。すけべええ。」
「壊して、まんこ壊してええ。」
「中に。中にかけて。だしてええ。」
震えた。
全身が震えた。
そして解き放った。
「い・いくうううううう。」
「うううううう。」
首をうしろにまわさせて
激しく唾液を吸いながら。
そしてペニスをびくんびくんと
反り返らせながら。
精液をそのまま流し込んだ。
合わせた唇をひきはがすと
「来てる。来てるのわかる。」
「熱いのかかってる。」
「どくん。どくんって。」
「もっと。もっと出してええ。」
そうつぶやきながら瞳を裏返し
身体を硬直させて
今日最高のアクメに達したようだった。
百人の男女が春画のように
つながったまま動かない。
桜色の染まった肌。
汗でべっとりとはりついた髪。
垂らしっぱなしの愛液で
しっくりと塗れた腰まわり。
それがようやく動き出すと
自ら腰を引いてペニスをひきずりだす。
哀れなくらいに小さくなって
濡れそぼったペニスを
次の瞬間には吸い込んでいた。
舌でしゃぶりあげる。
精液と愛液にまみれたペニスを
「おいひい」
と言いながらしゃぶり上げ
残滓を一適も残さないように吸う。
押し寄せるたとえようもない満足感。
そしてたまらない疲労感。
確かに刺激は走るのだが
若くはない身体は再起不能状態だった。
顔にかける、と言う約束も
身体をつないだまま歩き回る、と言うせがみにも
答えられそうになかった。
そういって謝ると
「ううん。私ももう無理。」
「ねえ。すごくよかった。普通のセックス…」
正直、何が普通かよ、と思った。
ローターを使い、放尿した挙句が
ようやく普通「らしい」性交に移ったが、
異様に長く、
異様に高まるセックス。
男も女も行為そのものが好きでない限り
決してシェアすることのない高密度の時間。
「普通」にキスを交わし、
身支度を始める女を見ながら
ポケットに入れた濡れた赤いTバックを
探っている自分がいた。
(続く)
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