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豪華クルーズ船

2020年03月16日 17:47

私の部屋から下手に二部屋の人達とは毎夜同じテーブルで食事を楽しんでいた。
一つ前の寄港地で、私の娘は下船して飛行機で日本へ向かっていた。仕事の関係である。
そこから日本へ向かう船の中で異変は起こった。
そして今、私達の船は日本に接岸出来ないでいた。数日前、別の船が近寄り、発熱していた人達が移って行った。私の母、隣のご主人、その隣の老夫婦も。

それでも、食事は船内のレストランで済ませていたが、遂に昨日からは、部屋から出られなくなり、毎食運ばれるようになった。携帯も繋がったり、繋がらなかったり、入って来る情報は日に日に少なくなっていた。

船内電話がなった。隣の奥さんからだった。

「携帯が繋がらなくて…主人にも、親戚にも連絡突かなくて…」

大丈夫ですよ。旦那さんもうちの母も、病院に入ってるはずです」

「私達はどうなるんでしょう?」

「まあ、熱が出れば船から降ろされるでしょう。出なければ、どうなるか…」

「私・・不安で…」

「分かりますが、今は辛抱するしかないですね。そうだ、一緒に夕食たべますか?」

「えっ、部屋から出てもいいんですか?」

「基本ダメみたいですけど、時々デッキに出てる人はいますよ」

「そうなんですか?」

「ええ、スタッフが言ってました。止められないって。食事が配られたら、持ってこちらに来てください。何しろ、酒だけはタップリありますから…」

奥さんは七時過ぎにやって来た。

「本当に良かったんですか?」

「まあ、どうしててもうつる時はうつるでしょうから…とりあえず、飲みましょうか、ビールはないけど、ワインウイスキーブランデーアル中になれるほどありますから」

「お土産だったんじゃないですか?」

ウイルス付きのお土産なんか、どこにも配れませんよ」

いつも、旦那さんより飲んでた奥さん、数日ぶりのワインピッチが早かった。

「主人が高齢だから心配で…」

「いやいや七十歳とは思えないくらいお元気だったし…」

「私がいろいろ引っ張り回して…」

「そっか、奥さんとは二十歳位差があるって言ってましたよね。えっ、それって、夜が激しかったって惚気ですか?」

「えっ、いやん、違いますっ、違いますよ、もう木島さんたら、嫌だわ」

最初は陽気だった奥さんだったが、アルコールが回るにつけて、塞ぎがちになってきた。
涙ぐむ奥さんにテッシュを渡し、隣に腰かけると、手を握った。

「今晩は、このまま飲み明かしてもいいですよ」

「ありがとうございます…私、主人が居なくなってから…」

涙目奥さんに唇を合わせた。涙がこぼれ、流れ落ち、奥さんは目を閉じた。
そのまま、暫く抱きしめ、唇を合わせていた。
奥さんが軽く私の胸を軽く押したので、唇を離したが、まだ抱きしめていた。

「ごめんなさい、私ったら…木島さんを勘違いさせてしまったかも…部屋に戻ります…」

立ち上がろうとした奥さんを引き戻し、またキスをする。奥さんは強く胸を押したが、構わずキスを続けた。奥さんは、顔を捩った。

「や、やめてぇ・・酔ったんですか…」

それでも、唇をおおい、舌を差し込んだ。軽く抗い、顔を叛けようとするが逃がさない。舌と舌が触れる。奥さんの舌を刺激する、愛撫する。やがて、少しづつ絡む。絡み合う。舌の先を吸う。軽く噛む。
少し顔を離した。じっとこちらを見ている。口を開けて、舌を伸ばした。奥さんはまた目を閉じて自分んも舌を伸ばしてきた。空中で舌と舌とを触れさせる。吸い上げる。しばらく続け、貪るように唇に吸いつき舌を押し込む。奥さんも応えて、舌を絡ませてくる。
ブラウスの上から、胸を揉んだ。軽く抗われた。

「軽い女に見えましたか…高齢の旦那がいない欲求不満の女だと思ったんですか?」

涙のが見えた。奥さんはキツイ表情で言った。

「とんでもない。むしろガードが固そうに見えてました。でも、狙った獲物は逃さないんです。ずっとチャンスを狙ってました」

「私は獲物ですか?」

「そう、それも、もう捕まえました。逃れられませんよ」

私は話しながら、奥さんに掴まれた腕でブラウスボタンを外していた。

「大した獲物じゃありませんよ。それに病気になるかも…」

「僕の目に狂いはないんです…」

また唇を重ね、ブラウスを脱がせ始めた。薄いブルーのブラの中に手を入れ、バストを揉み、乳首を触った。

「あっ・・・」

反対の手でブラを脱がせる。

「いや・・恥ずかしいぃ・・」

隠そうとする手をどかせ、指と舌で両方の乳首を嬲る。

「はあぁん・・・あん・・・ふうぅ・・・あ・っ・・あ・・」

「手がふさがってるので、僕のシャツも脱がせてくれますか?」

奥さんは喘ぎながら、私のシャツボタンを外し、脱がせた。
そのまま素肌の胸に奥さんは手を這わせた。

「下も脱がせてください」

奥さんは胸を弄られながら、私のズボンと、少し躊躇しながらブリーフも脱がせ、伏し目がちに怒張した私の逸物を見ている。

「次は奥さん・・・自分で脱いでください」

奥さんは潤んだ瞳で私を見てスカートに手をかけた。

「あぁ、奥さん、そっちに立って」

「えっ・・」

戸惑いながら奥さんは立って、私に背を向けた。

「ほら、こっちを向いて」

振り向いた奥さんの目は少し怒って、少し媚びていた。
ゆっくりスカートを降ろし、ブラと揃いのパンティを下げて、胸と下半身は隠し、目を伏せている。

「ちゃんと見たいな」

「……嫌ですぅ…」

奥さんは小走りにベッドに倒れ込み、私に背を向けた。

「聞き分けのない、獲物だな・・」

後ろから抱え込み、股間に指を這わせる。

「やん・・・」

直ぐにクチュクチュと音が洩れた。

感じやすいんだね・・」

「は・恥ずかしいぃ・・・」

「どうして・濡らしてるから?」

エッチな女だと思ってる?」

「違うの?」

そのまま膝を立たせ尻を上げさせ、後ろから指を差し込んだ。

「あああぁ・・ああぁぁん・・・はうっ・・おおおぉぉぉ・・・ああああぁぁ~~」

エッチな女みたいよ」

「ああぁぁん・・・あっ・・あん・あっ・あぅ・・ううぅぅ・・いいぃ・・」

「ほら、こっちの手を伸ばして・・そう、そこ、握って・・」

奥さんが私の物を握った。

「どう?」

「あああぁん・・硬いぃ・・」

「擦って・・」

奥さんは悶えながら、私の物を擦り始めた。

「ああ・・いい気持ちだ・・・ああ・・直ぐにも逝きそうだよ奥さん・・」

「ああ・・いやっ・・だめぇ~~」

奥さんの手が止まった。

「ああ・・続けてよ・・奥さん・・」

「いや・・」

「どうしたの?」

「ああぁん・・意地悪ぅ~~」

「だから、どうしたの?」

「・・逝ったらいやっ・・・」

「ん? どうしたいの?」

「・・・お願い・・・挿入て・・」

「やっぱ、エッチだ」

「ああぁん・・エッチでもいいぃ・・・オチンポ・・挿入てぇぇ~~」

私は起き上がり、一気に後ろから突き貫いた。

「あああああぁぁぁぁ~~~~~っ!」

奥に当たった手応えを感じたが、更に押し込む。

「おおおおぉぉぉぉ~~~~! 凄いいいぃぃぃ~~~!」

少し引き抜き、中程から入口付近で小刻みに動かす。

「はあはあはあぁぁぁっ・・・ダメダメダメ・・・いいぃ・・・いいぃ・・いいのぉ~~」

喘ぎが小さくなったところで、また、強く、深く、押し込む。

「いやああぁぁぁ~~~いいぃ~~~~~かんじるぅぅ~~っ!」

奥を数回、ガンガン突く。

「ヒイいぃぃ~~~あああああぁぁぁぁ~~~~~ダメぇ~~!」

深く、浅く、強く、弱く、何度も繰り返す。

「あああああぁぁぁぁ~~~~~いいぃ~~~~~ダメェ~~もうだめぇ~~」

あまりの声に奥さんの顔を枕に押し付けた。

「がががああぁぁ~~~ぐぐぐうぅぅ~~~!」

くぐもった声・・・枕を噛みしめて、シーツを握りしめ、後ろから突かれながら、悶えている。

「ああぁん・・もうダメ・・ダメよ・・イクぅ・・いくいくいく・・・」

もう何度目だろうか、奥さんがそう言う度に、私は腰を引いていた。

「あああぁん・・いや・・いや・・お願い・・逝かせて・・逝かせて欲しいぃのぉ!」

「やっぱりエッチだ」

「そう・・そうエッチなの・・お願い・・だから逝かせて・・もっとエッチにしてよぉ~~っ!」

私は奥深くに突き込んで激しく責め立てた。
部屋に肉を打つ音と、愛液が飛び散る音、枕に埋もれた奥さんの声が響く。

「あああ~~~ががああぁぁぁ~~~~~~い~~~ぐぅ~~~うぅ~~~~!!!」

そして、奥さんは大きく仰け反った後、ガックリと腰を落とし、白い液を垂れ流しながら、私の物が抜け落ちた。
しばらく奥さんは背中を上下させ大きく喘いでいた。

「・・・ごめんなさい・・声・・大きくなかった?・・・」

「大きかった。次は気をつける」

「つ、次?」

「うん、二回目」

奥さんは、恥ずかし気に、それでもニッコリとほほ笑んだ。




私達は、発熱することなく、下船するまで豪華クルーズ船の旅(泊まったままだったが)を楽しんだ。



終わり

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