仮面の告白　１７

昨晩　主人が1週間ぶりに自宅に戻ってきました。２０：３０頃に帰宅予定とメールしてきたので、それに合わせて夕飯を作り慌ただしく動いていました。
毛深い娘は気持ち良さそうに寝ていました
私は良くこの娘に話しかけるのです。お散歩の時など、桜が綺麗だね！ハナミズキが咲いたね！と・・他人からしたら少し危ない奴　と思われるかもしれませんが、この娘には良く話しかけるのです
パパさん　もうすぐ帰ってくるよ！それまで所在なさげに寝ていたワンコが吠えるでもなく、何か話し出したのです。そして、渋谷の忠犬ハチ公の銅像のように、玄関でピタッと座り1点を見つめています。明らかに緊張している・・何かの気配を感じている
尻尾がピクピクと動き出し・・ただいま～と主人が帰ってきた瞬間・・尻尾を360度ブルンブルンと回転させ立ち上がって熱烈歓迎です。顔を舐めまくって熱い抱擁をしています。私の出る幕が有りません。どこのワンちゃんもそうでしょう・・犬って健気です
さすがに股間に鼻は突っ込んでいませんでした。それは私だけみたいです・・この娘だけは騙せない！

初めて桜の・・を書いたのが4月１６日　Ｕからメールが届いたのは夕方のことでした。文面は短く　私は貴方の理想ではないかもしれないが、快楽は与えてあげれると思う・・何か琴線がピーンと鳴った気がしました。プロフィールを見ると、小柄な人なんだなぁ～という印象でしたが、添付されている写真が中々ハンサム・・年も近い！ちょっと返信してみようかなと思いました。
この日　何通かメールを頂きましたが、アクションを起こしたのはＵのみでした。唯一　引っかかるのが京都在住　と言う事
（京都の方御免なさい！これはあくまでも私の主観です。）
男性のリサーチをかける時、大阪　兵庫しか見ていないのです。どうも私は京都人に有りがちな　口腹別子？が苦手です　口から出る言葉と腹の中で思っている事が違う・・これを口腹別子　と言っています。本音の話を京都人とは出来ない・・過去のトラブルから出た結論です。まったく気にしてまへん・・２００％気にしているだろう・・ですから、私の中には京都の選択肢は無かったのです。
私のような本音丸出しの人間には、雅な京都人は宇宙人のように感じるのです。
こればかりは本人と話してみなければわかりません。この日すぐに直アドを渡し、近々に逢いましょう・・と言う事になりました。
翌朝、出来れば今日逢いませんか？はぁ～？まだ知り合ってから２４時間経過していません。メールもそこまで煮詰めて話していないのに・・もう逢うのですか？
僕たちは逢った方が早いと思いませんか？即決でした・・では１２：００にＪＲ０００駅で・・
恐らく私の最短記録です。初めてのメールから２４時間以内で逢う・・本当にこれで良いのだろうか？電車の中で自問自答しました。自分の直感を信じてみよう　あのピ～ンと響いた琴線の感覚を信じてみよう　
優しい人でした。何だか今まで逢った事のないタイプ・・癒し系かなぁ～車の中で手を握られた瞬間に電流が走りました。この人・・私と似ている　何か屈折したような、秘めている事があるのでは　
これは身体を合わせてみないと何も始まらないなぁ～それに、どんな快楽を与えてくれるのかも興味がありました。

ホテルのソファーでキスをしました。キスだけで腰砕けになったのはドイツ人以来・・身を任せてみよう　と決めました。濡れにくかった私の身体が嘘のように反応するのです。中々上に上がってこなかった愛液が溢れる様に私の花びらを潤していました。今までどこか警戒の解けなかったものが解放された気がしました。時間を惜しむように抱き合っていました。
Ｕの乳首が少し大きいのが気になりました。性感帯は乳首とブログに書かれていたような・・Ｓの私の出番です　どうしてこんなに大きいのかな？乳首を舐めて爪先で刺激してやると、喜びを噛み締めるように　Ｕの反応が変わりました。もしかしたら乳首Ｍなの？
痛みと快楽のせめぎ合いです・・乳首が千切れるくらい責めてしまい、もうＵは涙目なのです。素直に話をしてごらん・・気持ちが良くて泣いているんでしょう？私には素直になっていいから言ってご覧なさい　Ｕは誰にも言えなかった性癖を告白しました。
誰かに虐めてもらいたかった！言えなかった・・でも・・同じ臭いがしたんだ！この人なら判ってくれるような気がしたから・・Ｕの仮面が取れた瞬間でした。私達はＳＥＸのパートナーとしてお互いを認めあったのだと思います。

Ｕの手は女性のように繊細で細い・・クンニと指でクリを責められていると・・私の膣の中が今までに感じた事の無い動きを始めたのです。自分の中に別の生き物がいるような・・指が全部入っている！それも手のひら全体が手首近くまで埋没している！
初めて体験するフィストファツク　です。
子宮口から膣全体を刺激され、蛇がいるように中で動いているのです。おびただしく愛液が溢れ出し、大洪水のようになりました。Ｕの手は私の愛液のせいでふやけていました。内部で潮を何度も吹いたそうで、放心状態でした。暫らく残存感が残り、それだけで逝ってしまうのです。
翌日　メールでＵは指先に、私は膣内に残存が残ってしまった事が判りました。近ければ今すぐに逢いたい気持ちを押さえています。私達の関係はまだ暫らく続くのでは・・お互いに逢うまでは仮面をかぶり続けるのです。
幸いにもＵは生粋の京都人では有りませんでした。今回Ｕから自分の事を書いて欲しいということで、初めて現役の現在進行形の話をしました。これまでの男性は主人以外は過去完了形です。